日経平均は884円安と大幅続落、プライム値下がり銘柄8割超=11月1日前場
11月1日前場は日経平均株価が、前日比884円72銭安の3万8196円53銭と大幅続落、TOPIX(東証株価指数)も同38.73ポイント安の2656.78ポイントと下落した。現地10月31日の米国株安を受け、朝方から売りが先行。弱含みの展開のなか、日経平均は午前11時14分に、同900円90銭安の3万8180円35銭を付けた。その後も安値圏で推移し、前場の取引を終えている。為替相場は1ドル=152円20銭台で、足元ではもみ合い。東証プライム市場の出来高は9億9070万株、売買代金は2兆2490億円。騰落銘柄数は値上がりが248銘柄にとどまったが、値下がりは1361銘柄と8割を超えた。変わらずは36銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち32業種が下落し、1業種が上昇した。古河電工 <5801> 、フジクラ <5803> などの非鉄金属株や、信越化 <4063> 、日東電 <6988> などの化学株が下落。JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株や、アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株も安い。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株や、ディスコ <6146> 、SMC <6273> などの機械株も軟調。帝人 <3401> 、東レ <3402> などの繊維株や、アサヒ <2502> 、JT <2914> などの食料品株、MS&AD <8725> 、東京海上 <8766> などの保険株も弱い。一方、りそなHD <8308> 、みずほ <8411> などの銀行株が高い。
個別では、レーザーテク <6920> 、エンプラス <6961> 、ソシオネクス <6526> 、IMAGIC <6879> 、化工機 <6331> が下落。半面、三菱電 <6503> 、FPG <7148> 、M&Aキャピ <6080> 、東鉄鋼 <5445> 、パナソニック <6752> などが上昇した。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:11/1(金) 11:51