前場コメント No.6 ツクルバ、共和工業、大ガス、トヨタ、プロレド、アシックス

3/18 11:31 配信

トレーダーズ・ウェブ

現在値
ツクルバ1,009+4
共和工6,020+40
トヨタ3,510+13
三菱自472.7+5.60
大ガス3,422-8

★10:04  ツクルバ-大幅安 上期累計営業益3700万円も低い進ちょく率を嫌気
 ツクルバ<2978>が大幅安。同社は15日、24.7期2Q累計(8-1月)の連結営業利益は3700万円だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は24.7%。
 
 なお、同社は24.7期1Qより四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期との比較は出来ない。
 
 主力の中古・リノベーション住宅のオンライン流通プラットフォーム「cowcamo」において、プロダクトおよびサービスの改善やデジタルマーケティングを中心とした広告活動、物件案内を行う営業人員の採用・教育、業務システムの開発などに取り組んだとしている。

 なお、株価は進ちょく率の低さが嫌気され売りが優勢となっている。

★10:05  共和工業所-大幅安 通期営業益を下方修正 建設機械業界の生産調整が響く
 共和工業所<5971>が大幅安。同社は15日、24.4期通期の連結営業利益予想を従来の9.0億円から8.9億円(前期比10.5%減)に下方修正すると発表した。
 
 主要取引先である建設機械業界の生産調整により販売数量が減少し、売上高が減少したことが響いた。
 
 3Q累計の連結営業利益は8.3億円(前年同期比10.4%増)となった。コスト上昇に対応した販売価格の見直しを実施したことが寄与した。

★10:05  大阪ガス-SMBC日興が投資評価を引き上げ 株主還元の変化を評価
 大阪ガス<9532>が堅調。SMBC日興証券では、株主還元の変化を評価。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は2700円→4300円に引き上げた。

 3/7に公表した中期経営計画で、株主還元方針を見直し、累進配当と株主資本配当率(DOE)3.0%を導入した点に注目。会社配当予想は、24/3期は従来方針の短期的な利益変動要因を除いた配当性向30%に基づき従来65円/株→72.5円/株へ、25/3期は新たに95円/株。仮に利益横ばいが続いたとしても安定的な増配が期待できるとみている。25/3期以降毎期5円ずつの増配を予想し、割引配当モデルに基づく目標株価(割引率は実勢を踏まえて従来2.6%→今回2.5%)と投資評価を引き上げた。

★10:21  トヨタ-3日続伸 1ドル149円台に円安進行 自動車株に買い
 トヨタ自動車<7203>が3日続伸。ドル高円安の進行が材料視されている。

 15日のニューヨーク外国為替市場において、米10年債利回りが4.3%前後に上昇。同日に発表された3月ミシガン大1年先・5年先期待インフレ率速報値も高止まりしたことで、早期利下げ期待が後退した。ドル円相場においても18日時点で1ドル149円台に円安が進行しており、為替感応度の高い自動車株に買いが入っている。
 
 同社のほか、三菱自動車<7211>、マツダ<7261>、SUBARU<7270>なども高い。ホンダ<7267>とEV関連での提携検討を正式発表した日産自動車<7201>は7%近い上昇となっている。

★10:22  プロレド-大幅高 1Q営業黒字転換 固定報酬型コンサルティングサービスを拡充
 プロレド・パートナーズ<7034>が大幅高。同社は15日、24.10期1Q(11-1月)の連結営業損益は200万円の黒字(前年同期は1.4億円の赤字)だったと発表した。

 成果報酬型ではサービス提供が難しい企業の固定報酬型の需要に応じて、固定報酬型のコンサルティング・サービスにおいて有償契約の前に「投資フェーズ」を設ける新たなコンサルティング・サービスのモデルを確立すべく、提供を開始したとしている。

★10:29  アシックス-SMBC日興が目標株価を引き上げ 中長期の成長期待を高く有する、コア・スポーツ銘柄
 アシックス<7936>が堅調。SMBC日興証券では、中長期の成長期待を高く有する、コア・スポーツ銘柄と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は6700円→7400円に引き上げた。

 23/12期本決算を経て株価は急騰。その主因は、(1)1月月次売上がYoY+13%(為替影響除く+4%)と、高い前年ハードルをこなして増収、(2)23/12期4Q粗利率が55%(YoY+6.3ppt)で、一過性のフレイトの戻入れを除いても 53.6%(+4.9ppt)と強く改善したことと考えている。また中計に則り自社株買いも実施、株式市場の期待に応えた決算であったと指摘している。一方、25/12期予想ベースのPERは約25倍と、近年の一期先予想 PERのレンジ内で上限付近となっており、25/12期1Qの増益期待は株価に織り込まれつつあると考えており、短期的な調整の可能性に留意したいとコメント。しかし中長期での成長期待は従来通り変わらないと考えている。

トレーダーズ・ウェブ

関連ニュース

最終更新:3/18(月) 11:31

トレーダーズ・ウェブ

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング