20日前場は日経平均株価が、前週末比559円54銭高の3万9346円92銭と大幅反発。TOPIX(東証株価指数)は同33.27ポイント高の2778.89ポイントと3日続伸した。朝方は、現地17日のSOX(フィラデルフィア半導体株)指数の下落や、イランのライシ大統領の乗ったヘリコプターが行方不明になったとの報道などが意識されたもようで、売りが先行した。ただ、その後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大。午前10時49分には同649円78銭高の3万9437円16銭を付けるなど、取引時間中としては4月15日以来、約1カ月ぶりに3万9000円台に乗せた。東証プライム市場の出来高は9億676万株、売買代金は2兆661億円。騰落銘柄数は値上がりが1319銘柄と8割近く、値下がりは291銘柄。変わらずは39銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落した。出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株や、三井金 <5706> 、住友鉱 <5713> などの非鉄金属株が上昇。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、日本製鉄 <5401> 、JFEHD <5411> などの鉄鋼株も高い。信越化 <4063> 、日東電 <6988> などの化学株や、東電力HD <9501> 、東ガス <9531> などの電気・ガス株も堅調。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、OLC <4661> 、リクルートH <6098> などのサービス株もしっかり。一方、郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> などの海運株や、バンナム <7832> 、任天堂 <7974> などのその他製品株が安い。
個別では、C&FロジH <9099> 、日本コークス <3315> 、アーレスティ <5852> 、オーケストラ <6533> 、ミマキエンジ <6638> などが上昇。半面、ACCESS <4813> 、メイコー <6787> 、ライドリC <2585> 、WDB <2475> 、シンフォニア <6507> などが下落した。
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最終更新:5/20(月) 11:47
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