検索結果 スレッド コメント 最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 株式全般> prismhit~~~明日から令和ですね。 米IPO株が急落、金利高が重荷… pri***** 2024/04/25 16:05 米IPO株が急落、金利高が重荷 中国は規制強化で低迷 世界の新規株式公開(IPO)銘柄の株価が急落している。米国で直近でIPOした銘柄の値動きを示す指数は4月に9%安と、米S&P500種株価指数の3%安より下げがきつい。米長期金利の上昇や大型銘柄の株価低迷がIPO銘柄への投資意欲に冷や水を浴びせている。 米国市場で上場した銘柄に投資する上場投資信託(ETF)「ルネサンスIPO」の24日の価格は37.65ドルと、3月末比で9%下落した。年初は米景気拡大と米利下げ期待から3月末には2023年末比で10%上昇していた。楽観ムードが失速した背景には、米国の利下げ期待の後退がある。 IPO銘柄の多くは、設備投資や研究開発に必要な資金を上場だけでは十分に確保できず、金融機関などからも借り入れをしている。QUICK・ファクトセットによると、ルネサンスIPOで最も組み入れ比率が高い大衆薬・日用品の米ケンビューは23年末時点で82億ドルの債務があった。 利払いが負担になっている企業も多く、暗号資産(仮想通貨)交換業大手の米コインベースは23年12月期の支払利息がEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を上回った。ネット証券の米ロビンフッド・マーケッツは51億ドルの債務があるが、23年12月期のEBITDAは赤字だ。金利が上昇すると利払い負担が重くなり経営を圧迫する。 三菱UFJアセットマネジメントの安井陽一郎チーフファンドマネジャーは「米長期金利の上昇でIPO銘柄の割高感が意識されるようになった」として、投資尺度(バリュエーション)の観点でも株価の重荷になったと指摘する。長期金利が上がると、将来の利益を現在価値に引き直す際の割引率が上がり、将来の利益成長を株価に織り込むIPO株には逆風になったとみる。 米国のIPO銘柄は金利上昇局面で下落する傾向がある。米国で利上げが始まった22年前半や、強いインフレ圧力から利上げの長期化が意識された23年夏も、長期金利が上昇する中でIPO株は売られた。
最新の投稿順 古い投稿順 1件中 1件 - 1件を表示 株式全般> prismhit~~~明日から令和ですね。 米IPO株が急落、金利高が重荷… pri***** 2024/04/25 16:05 米IPO株が急落、金利高が重荷 中国は規制強化で低迷 世界の新規株式公開(IPO)銘柄の株価が急落している。米国で直近でIPOした銘柄の値動きを示す指数は4月に9%安と、米S&P500種株価指数の3%安より下げがきつい。米長期金利の上昇や大型銘柄の株価低迷がIPO銘柄への投資意欲に冷や水を浴びせている。 米国市場で上場した銘柄に投資する上場投資信託(ETF)「ルネサンスIPO」の24日の価格は37.65ドルと、3月末比で9%下落した。年初は米景気拡大と米利下げ期待から3月末には2023年末比で10%上昇していた。楽観ムードが失速した背景には、米国の利下げ期待の後退がある。 IPO銘柄の多くは、設備投資や研究開発に必要な資金を上場だけでは十分に確保できず、金融機関などからも借り入れをしている。QUICK・ファクトセットによると、ルネサンスIPOで最も組み入れ比率が高い大衆薬・日用品の米ケンビューは23年末時点で82億ドルの債務があった。 利払いが負担になっている企業も多く、暗号資産(仮想通貨)交換業大手の米コインベースは23年12月期の支払利息がEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を上回った。ネット証券の米ロビンフッド・マーケッツは51億ドルの債務があるが、23年12月期のEBITDAは赤字だ。金利が上昇すると利払い負担が重くなり経営を圧迫する。 三菱UFJアセットマネジメントの安井陽一郎チーフファンドマネジャーは「米長期金利の上昇でIPO銘柄の割高感が意識されるようになった」として、投資尺度(バリュエーション)の観点でも株価の重荷になったと指摘する。長期金利が上がると、将来の利益を現在価値に引き直す際の割引率が上がり、将来の利益成長を株価に織り込むIPO株には逆風になったとみる。 米国のIPO銘柄は金利上昇局面で下落する傾向がある。米国で利上げが始まった22年前半や、強いインフレ圧力から利上げの長期化が意識された23年夏も、長期金利が上昇する中でIPO株は売られた。
米IPO株が急落、金利高が重荷…
2024/04/25 16:05
米IPO株が急落、金利高が重荷 中国は規制強化で低迷 世界の新規株式公開(IPO)銘柄の株価が急落している。米国で直近でIPOした銘柄の値動きを示す指数は4月に9%安と、米S&P500種株価指数の3%安より下げがきつい。米長期金利の上昇や大型銘柄の株価低迷がIPO銘柄への投資意欲に冷や水を浴びせている。 米国市場で上場した銘柄に投資する上場投資信託(ETF)「ルネサンスIPO」の24日の価格は37.65ドルと、3月末比で9%下落した。年初は米景気拡大と米利下げ期待から3月末には2023年末比で10%上昇していた。楽観ムードが失速した背景には、米国の利下げ期待の後退がある。 IPO銘柄の多くは、設備投資や研究開発に必要な資金を上場だけでは十分に確保できず、金融機関などからも借り入れをしている。QUICK・ファクトセットによると、ルネサンスIPOで最も組み入れ比率が高い大衆薬・日用品の米ケンビューは23年末時点で82億ドルの債務があった。 利払いが負担になっている企業も多く、暗号資産(仮想通貨)交換業大手の米コインベースは23年12月期の支払利息がEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を上回った。ネット証券の米ロビンフッド・マーケッツは51億ドルの債務があるが、23年12月期のEBITDAは赤字だ。金利が上昇すると利払い負担が重くなり経営を圧迫する。 三菱UFJアセットマネジメントの安井陽一郎チーフファンドマネジャーは「米長期金利の上昇でIPO銘柄の割高感が意識されるようになった」として、投資尺度(バリュエーション)の観点でも株価の重荷になったと指摘する。長期金利が上がると、将来の利益を現在価値に引き直す際の割引率が上がり、将来の利益成長を株価に織り込むIPO株には逆風になったとみる。 米国のIPO銘柄は金利上昇局面で下落する傾向がある。米国で利上げが始まった22年前半や、強いインフレ圧力から利上げの長期化が意識された23年夏も、長期金利が上昇する中でIPO株は売られた。