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> ドンドン円安が進み、この国には生活苦に喘ぐ民が増える中、一方で莫大な利益を上げている者が少なからずいることを、忘れてはなりません。 昭和11年 1936年は、もっと酷い格差社会でありました。 昭和大恐慌で日本は深刻な不景気で町に失業者があふれ 東北の貧農は娘を女衒に身売りする状況でありました。 汚職まみれの政党と大資本で超え太る財閥を標的にして 青年将校が立ち上がったのが 2.26事件であります。 その後、その影響を密かに受けた山本五十六連合艦隊司令長官が 日本の民主化実現を目論みおこしたのが真珠湾奇襲でありんす! 大平洋戦争は敗戦のための大戦でございます。
昭和11年の所得税納税世帯は全…
2024/04/27 17:37
昭和11年の所得税納税世帯は全体のわずか5%です。 全世帯平均所得900円に対し、納税世帯の所得平均は3394円。所得税を払っていたのは一部の高額所得者だけであり、そのため納税は「階級」を意味しました。 所得税もかからず、年金や保険といった社会保障費の負担もないため、月収100円は、そのまま手取りとなります。 うらやましい気もしますが、税金が安い分、何もしてくれないのが戦前の社会でした。