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東横線の「Qシート」が変化、GW明けから1両に減らし18時台など2本増発 東急電鉄は東横線で平日夜に設定している座席指定車両「Qシート」について、ゴールデンウィーク(GW)明けの来月(2024年)5月7日(火)からQシート車両を2両から1両に減らす一方、渋谷駅を18時35分と19時5分に出発する2本を増発すると発表しました。 東横線急行の「Qシート」で5月7日(火)から行う変更を告知するポスター(東急電鉄のニュースリリースより) Qシートは平日夜に渋谷駅を出発する元町・中華街行の一部急行に連結された座席指定車両(1席500円)で、昨年(2023年)8月10日にサービスを開始。 現在は渋谷寄りの4号車と5号車の2両に設定していますが、5月7日からは5号車のみに減らし、4号車は一般の車両として運行するとのことです。 「Qシート」で運行する際は2人掛けのクロスシート(写真上)となり、一般車両の場合は窓に背を向けて座る形(写真下)に変わる(資料写真、2023年8月) 一方、現在は渋谷駅19時35分発から21時35分発まで30分ごとに計5本を運行していますが、新たに2本を増発し、18時35分から運行が始まります。 Qシートの運行が始まってから約9カ月間、これまで割引などのキャンペーンを定期的に展開してきた東急電鉄は、車両減と運行増の実施という形で、サービスの効率化と利用促進が同時に図ることになりました。 【2024年04月26日 横浜日吉新聞】
2024.05.07 乗りもの…
2024/05/10 16:43
2024.05.07 乗りものニュース編集部 東急東横線の有料座席指定車両「Q SEAT」が、運行開始から9か月でサービス内容を大きく変更します。最大の変化はサービス提供車の“1両減”ですが、まだまだ奥の手もあるよううです。 東横線の有料座席指定サービス 利用状況は? 東急東横線に導入された有料座席指定車両「Q SEAT」。2023年8月の運行開始から9か月を経て、2024年5月7日(火)より、サービス内容に大きな変化が生じます。平日の夕夜間時に渋谷→元町・中華街間で運行されている「Q SEAT」は、今後どうなるのでしょうか。 「Q SEAT」車両は、窓を背にした「ロングシート」から進行方向を向いた2人掛けの「クロスシート」に転換できる機能を備え、クロスシートによる有料座席指定サービスを提供します。電源コンセントやカップホルダー(一部座席)が設置されているほか、車内Wi-Fiサービスも無料で利用可能。東横線の急行列車の4・5号車に設定され、赤色にラッピングされていることが特徴です。 利用料金は、有効な乗車券などを別にして1席500円となっており、チケットレスサービスでの座席指定券の購入が推奨されていますが、一部の駅窓口で購入することも可能です。導入後は、様々な利用促進キャンペーンが実施されています。 東急電鉄は東横線の「Q SEAT」について、「主に渋谷や中目黒からご乗車いただき、日吉駅から先の停車駅(日吉、綱島、菊名、横浜)までの利用が多い状況」としたうえで、「昨年の導入以降、時間帯による乗車率の差や中長距離のニーズなど、様々な利用状況が見えてきています」(広報部)と話します。 5月7日以降は、4号車の「Q SEAT」設定が廃止となり、5号車のみに。また、これまでは渋谷19時35分発から30分ごとに元町・中華街行きで運行されていましたが、新たに渋谷18時35分発と19時5分発が設定され、運転本数は合計1日5本から7本に増えます。 本数は増えるものの、両数が減ることで、全体の座席数は減少することになります。東急電鉄によると、今回の変更は「利用状況に応じたサービス適性化」としています。