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2024/4/26 18:03 <独自>iPS心不全治療、細胞種の作り分けで不整脈防止 実用化の鍵となる技術を初公表 h ttps://www.sankei.com/article/20240426-ABSGIBMZMJOSNAESAEWKC5TUGA/ 「人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した心臓の筋肉(心筋)を重い心不全患者に移植する治験を進めている慶応大発の医療ベンチャー、ハートシードが、3種類ある心筋の細胞のうち、心室をつくる「心室筋細胞」だけを移植することで不整脈を抑制していることが分かった。25日夜、同社の福田恵一社長(同大名誉教授)がオンライン講演で初公表した。実用化の鍵となる重要技術で、これまで明らかにしていなかった。」 「令和4年以降に移植を行った患者4人のうち、1年間の経過観察結果がまとまった3人は、危険な不整脈がなく、心臓が血液を送り出す機能も改善したと報告している。 iPS細胞由来の心筋を患者の心臓の筋肉組織に移植して心不全を治療する研究は、海外でも進んでいるが、心室筋細胞と心房筋細胞の作り分けが困難なため、動物実験の段階で重い不整脈が発生し、人の臨床研究や治験に至っていない。 同社はこれまで、移植したのが心室筋細胞だけであることを明かしていなかったが、サルの心臓に移植する信州大との共同動物実験で安全性と有効性を確認し、厚生労働省の承認を得て治験を進めてきた。その後、動物実験についての論文がまとまり、米専門誌電子版で26日に発表すると決まったことから公表した。」
ちょっとさっきのは誤解を招く表…
2024/05/06 06:46
ちょっとさっきのは誤解を招く表現だったかもしれないですね。もともと心不全を抱えてる患者さんなので健康な人と比べれば不整脈のリスクも高い、という話と、iPS由来の細胞に余計な種類の細胞が混ざってしまった場合に悪影響があるかの話は区別して考えないといけないので。