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再エネで独走の中国に危機感…日欧など同志国で食い止めへ 日・EUハイレベル経済対話 5/2(木) 19:50配信 日本と欧州連合(EU)が、米国など他の同志国も巻き込み、戦略物資のサプライチェーン(供給網)構築を本格化する。想定するのは成長分野で攻勢を強める中国だ。特に今後も需要の増加が見込まれる太陽光パネルや風力発電の分野では高いシェアを誇っている。各国が脱炭素化を進めれば、その分だけ中国依存が高まり経済安全保障上のリスクとなるだけに、同志国が連携して脱中国依存を加速させる。 ■中国政府が再エネに巨額補助金 「透明、強靱(きょうじん)で持続可能な供給網の構築のための政策協調に向けた議論を行う」。斎藤健経済産業相は4月26日の閣議後の記者会見で、5月2日の閣僚級による「日・EUハイレベル経済対話」への意気込みを語っていた。 念頭にあるのは中国だ。中国勢は政府の巨額の補助金によって再エネ関連製品の価格を低く抑え、世界市場を席巻しているとの指摘がある。このまま中国を伸長させてしまうと「再エネで中国依存が強まり、日本のエネルギー安全保障が脅かされかねない」(日本政府関係者)現実がある。 中でも太陽光パネルは中国が群を抜いている。国際エネルギー機関(IEA)によると、2022年の世界市場で中国のシェアは首位の77・8%。2位のベトナム(6・4%)以下を大きく引き離している。 パネルの主要素材ではさらに中国の一極集中が進む。IEAのデータでは、22年のシェアはポリシリコンが85%、ウエハーは97%と圧倒的だ。 日本国内でも中国製品は多く採用されており、再エネ普及や脱炭素に向けた補助金が日本企業の支援に回っていないとの批判も根強い。中国に過度に依存しない供給網の構築は急務といえる。 ■風力も5割が中国メーカー 中国勢はこのほか、風力発電でも台頭が目覚ましい。国際団体の世界風力会議(GWEC)が公表した2022年の風車メーカーの世界ランキングによれば、上位15位に入った中国企業は10社で、シェアは計56・4%に達した。 中国製の風車は日本市場でも採用が広がりつつある。ある日本の電力会社の関係者は「中国勢が規模を生かして価格競争力を強めれば、中国製品がさらに日本に流入してくる可能性がある」と警鐘を鳴らす。四方を海に囲まれた日本では、風車を洋上に浮かべる「浮体式」の洋上風力も再エネ普及のカギとして期待が高まっている。 日本は中長期的なエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」でも、電源構成のうち再エネの比率を2019年度の18%から、30年度に36~38%にまで引き上げるとしている。ただ、省資源国の日本がエネルギーを特定の国に依存するリスクは大きく、同志国との連携強化により中国依存度を低減させることが求められる。(中村智隆)
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合理化と技術革新: 鉄鋼業は政府とともに合理化計画を策定し、生産プロセスの近代化に取り組みました。 高炉の大型化やプロセス・イノベーションの導入により、高い競争力を実現しました。 競争的寡占と外部からの影響: 鉄鋼業界は競争的寡占と形容され、激しい設備投資競争が行われました。 外部からの存在(韓国メーカーや電炉メーカー)により業界再編が進み、日本鉄鋼業は変化を遂げました。 現在の状況については、・・ 石油危機以降、量的停滞やグローバルでの業界再編、中国の台頭などがありましたが、日本鉄鋼業は競争力を保持しています。 世界の企業別粗鋼生産量ランキングでも上位に入っており、高機能高品質の鋼材が開発されています。 このように、戦争時において鉄鋼業は国家の発展に不可欠な産業であり、その発展要因を多くの研究が明らかにしてきました。 戦後・災害の復興についても、国家再生のための重要な位置が求められます。 ・・ただし同盟国での協力は、いつも不可避となります。 よって、どのような形であれアメリカとの共業は大切です。 鉄鋼業は、産業の基盤となる重要な分野であり、自動車、情報通信機器、産業機械などに不可欠な素材を供給しています。技術革新は、鉄鋼業においても重要な要素です。以下に、鉄鋼業の技術革新についていくつかの観点を紹介します。
〇保護者のオープンキャンパスに…
2024/05/12 16:55
〇保護者のオープンキャンパスに行ってきました。 安田講堂が超満員の大盛況でした。 〇結論から言えば、工学部は最先端技術に挑戦し続ける限り大丈夫だろうとの事です。 ジェット機の素材は日本製が70%以上の高いシェア―を維持しており、今後も果敢に挑戦し続けて行きますので、博士課程にもっと行って下さいとのメッセージでした。 特にエンジンの重要な部分は全て日本製だそうです。 〇研究費は文科省からもらう額の1.5倍が民間からの出資でした。 大学発のベンチャー企業は既に500社を超えたとか。 〇世界大学ランキングなるものを目にするが、工学部に限れば本学が1番だろうとのことです。 子供もきっとこの情報を信じて工学部を選んだのだろうと感じました。 〇現在の本学の工学博士の有効求人倍率は4.8倍とのことで、博士になると就職先が無くなるとのメディアの情報は完全にデマだと言い切っておりました。 工学博士の学位を取ったけど就職先が無くて困っているケースはこの10年間、全く無くて0件だそうです。 分野は違っても良いので、就職先を探している人が居れば連絡を下さいとのキャンセル待ちの企業が複数あるそうです。 〇面白かったのは、直径1キロの金属製の天体を地球に持ち帰れば、鉄とニッケルの価格だけで1京円になるが、日本の技術で今世紀中に実現できるだろうとの構想でした。 海に落とすと津波で大変なことになるので、北海道の中心辺りを狙うのでしょうか?