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グーグル株は66%上昇、AIチップが25%のシェアを獲得すればさらに飛躍する可能性 アルファベットの株価は2025年に66%上昇している。 その理由の一つとして考えられるのは、グーグルの最新AIチャットボット「Gemini 3」がChatGPTを上回るパフォーマンスを示していることだとウォール・ストリート・ジャーナルは報じている。 もう一つの理由として、メタがフェイスブックの親会社の超知能モデルのトレーニングのためにグーグルからTensor Processing Unit(TPU)をレンタルし、その後購入する「数十億ドル規模の契約」を結ぶ可能性があるためだ。 このニュースは、現在AIチャットボットを支える大規模言語モデルのトレーニングと運用のためのGraphics Processing Unit(GPU)市場を支配しているエヌビディアにとって良いニュースとは言えない。 この調子でGoogleが目立ってきてエヌビディア人気と入れ替わってきたら関連会社として益々と期待感も膨らんで来るよ。 NAVERとの期待話題でも出れば余計に楽しみだよ。
NVIDIAの一強支配が崩れ…
2025/12/10 21:09
NVIDIAの一強支配が崩れる日:GPU対TPU、計算インフラ覇権戦争の深層 生成AIが塗り替えようとしているAIインフラの地勢図 2025.12.10(水) NVIDIA帝国に強力なライバル出現 2025年のAI産業は、アプリケーションやモデル勝負のフェーズを超え、計算インフラそのものを巡る歴史的な覇権争いに突入しました。 AI半導体は単なる部材ではなく、知能経済の石油と呼ぶにふさわしい存在になりつつあります。 そして今、その石油を支配しようとして真正面からぶつかり合っているのが、NVIDIAを中心に据えるGPU陣営と、グーグルが主導するTPU陣営です。 「AI時代を切り開いた半導体、主役交代が静かに進み始めている CPU、GPU、TPU、NPUを経営の視点から読み解く」 米OpenAIやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムといった巨大クラウド勢がGPUを基盤とし、グーグルとメタ(Meta)がTPUを土台に据えた新しい連合を形づくり始めました。 経営者にとって、この対立はAI活用を超え、企業の未来を左右するテクノロジー地政学の核心といって過言ではありません。 GPUとTPUの違いはよく語られますが、現場で起きている変化を肌で理解することこそ重要です。 GPUはあらゆるAIモデルに対応できる汎用性が強みになります。 NVIDIAの「H100」や「B100」は、世界中のスタートアップが当然のように使う前提で開発を進める、いわばAI時代の共通言語になりました。 さらに「CUDA」を中心としたエコシステムが強固で、深層学習のほぼ全領域で最適化が進んでいます。 CUDAは、NVIDIAが開発したGPU(Graphics Processing Unit=画像処理装置)の並列処理能力を活かすためのプラットフォームおよびプログラミングモデルです。 これにより、科学技術計算や機械学習、ビッグデータ解析などの汎用計算を高速化でき、CPUだけでは時間がかかる処理を劇的に短縮します。 つまりGPUは、AI開発を経済として成立させるための空気のような存在なのです。供給は常に不足し、価格は高止まりし、それでも需要は膨張し続けています。