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レポート抜粋 第6部レーザーテックの最大の顧客、とりわけその売上高の77%を占めるTSMC、インテル、サムスンという3社は 客は「葛藤している」。「過酷な選択」に迫られている。追加装置を「購入するのがばかばかしい」と言われている。 凄い言いようだな🤭
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レポート目次第6部は見放されたら株券マジ紙屑だな
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第6部C サムスン、マーベル・テクノロジー 、グローバルファウンドリーズなどの他の顧客の葛 藤。グローバルファウンドリーズは、レーザーテック製のアクティニック装置を2台購入したのみ で、2021年以降、追加の購入はない。取材中に、レーザーテック製の装置について嘲笑する場面が あった。「光源に問題があります」「従来のKLA製のマスク検査装置と比較すると鈍重で、性能も 劣ります」「新たに設計された」光源と謳っているUrashimaについては、「間違いなくレーザー テックにとって大きなリスクです。さまざまな意味で腑に落ちない話です」「だからこそ、顧客は 不満を抱き、失望しています」。 マーベル・テクノロジーの上席従業員は、同社もACTIS A150につい追加で購入するつもりはない、という。他の半導体製造大手 の関係者と同じく、光源不良などの技術面を問題視している。マーベル・テクノロジーの上席従業員によれば、ASMLの幹部は 「顧客がレーザーテックのA150の光源について、当社で気づいている問題と同じ問題を指摘している、と言っています」。レー ザーテックはACTIS極端紫外線装置の在庫を消化するのに必死のようだ。A150については75%にも上る割引を提示するほか、 アップタイムと信頼性の問題を暗に認めていると思われるものを含めて、各種の誘因や優遇措置を提示した、という。レーザー テック本社で山積みになった棚卸資産を目撃したこともあり、その会計処理について疑問に思っている。 第7部 最近、レーザーテック本社を訪問した企業の幹部たちは、滞留している完成品の在庫を目 撃したと語る。 「実に怖い」「ヘンだ」「製造現場は完成品が床を埋め尽くすような状態で、在 庫でいっぱいになっている」「最終的な品質検査を通過していない完成品の在庫が相当量あるとい うこと。顧客の要望で出荷を延ばしているのかどうかまで、私にはわかりません。しかし、訪問し た同僚いわく、出荷ドックには文字通り隙間がありません」。 同社は出荷されていない装置について受けた前払いを、収入として認知しているのではないかと推測する。 「立ち上がった段階 でインテルが受注の枠の大半を占めていた」。しかし、「インテルが占めていた発注はどんどん先延ばしになっています。インテ ルの発注分は半永久的に完納することはないと思います」「インテルは必要以上の台数を発注したので、余って不要となった装置 をTSMCに回そうとした」とKLAの元幹部はいう。 「どの仕入れ先でもできるごまかし」 を使って棚卸資産を誇大に評価してい る。「大きく切り下げなければいけなくなるでしょう」「粗利益率を守りたいために、貸借対照表で在庫に対して引当金を設けず、 減損処理を行わないこと」。レーザーテックはアップタイムと信頼性の問題を暗に認めていると思われるものを含めて、水面下で 約75%の値引きや下取り対応などの誘因措置を提示している、と証言した。。
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第6部A インテルの葛藤。「極端紫外線検査装置メーカー」であるレーザーテックは、インテルが生みの親だ。イ ンテルのマスク検査部隊は、自社のメンツを守るためにレーザーテックに多額の投資をした。しかし、レーザーテッ クの育成は大失敗に終わり、その事実を隠蔽することにいまや必死だ。2018年頃、半導体製造業界各社は、ASML製の 極端紫外線露光装置を使う7ナノメートル、そして5ナノメートルの生産に移行しようとしていた。一方、保護目的で 「ペリクル」という透明な薄膜を貼ったマスク、これに対応するアクティニックパターンマスク検査(APMI)装置は まだ実用化していなかった。 APMI装置の不在は、極端紫外線リソグラフィのサプライチェーンにおいて重大な〝穴〟となっていた。取材先によれば、インテ ルはKLAに極端紫外線検査装置を開発するように働きかけたが、KLAが提示した金銭条件に応じなかった。そのため、インテル はレーザーテックに極端紫外線検査装置の実用化を急ぐよう、プレッシャーをかけた。業界誌『Semiconductor Engineering』は 2018年5月付けの記事で、「レーザーテックは当該技術開発のために、半導体装置製造の大手企業から資金援助を得た」と報じて いる。同誌は資金援助についてレーザーテックに問い合わせているが、「ノーコメント」との返事だった。 第6部B TSMCの葛藤。 世界で最大の半導体装置メーカーであるTSMCは、レーザーテックとの関わりを悪夢のよ うに思っている。レーザーテック製のACTIS極端紫外線マスク検査装置だけでなく、同社製の旧来の深紫外線装置に ついても、辛い経験があるためだ。 TSMCの研究開発の元責任者、同社の元幹部で⻑年購買の責任者を務めレーザーテック製の検査装置の導入を担当した人物、 TSMCのマスク工場⻑など、複数の取材先から得た情報は、TSMCが数年も前にACTIS装置の購入を止めた、ということだ。彼ら の話によれば、レーザーテック製の極端紫外線装置は信頼性があまりに低いので、平行して従来の深紫外線装置で検査しなければ ならない現状だ、という。また、TSMCではACTIS A150はファブ生産に直接連動した使用には適さず、せいぜい研究所専用の装 置だと見なされている。さらに、極端紫外線マスクの検査でも、KLA製の深紫外線装置の方がレーザーテックの極端紫外線装置よ りも性能が優れており、TSMCにおけるこの関連の商売の約3分の2が、すでにレーザーテックからKLAに移行している、と語った。 「レーザーテックに改善を働きかけるために、毎週会議を開いているそうです」「ただ不安定だけです。安定して機能するのでは なく、ときによって機能しなくなることがあります。消えてしまうのです」「TSMCではACTISのA150もA300も、生産用の対象 外としています。」4名のTSMC関係者は、ACTIS A300が同社の認証で不合格になった、と証言した。。
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第4部 2023年11月に発表されたACTIS A300は、レーザーテックの次世代の極端紫外線マスク検査装置で将来の成⻑ を牽引すると謳われているが、偽物だ。 〝製品化〟発表は茶番劇だった。 前代機種でレーザーテックの看板商品であ るACTIS A150に搭載されている、ウシオ製の光源が抱える致命的な問題を隠蔽するために仕組まれたものだ。極端紫 外線マスク検査装置の最も肝心な部品である光源が不良という、重大な問題だ。レーザーテックはそのためにリコー ルに乗り出した。 1台につき約1000万ドルの費用を抱え、Isteqという12名からなるロシア系研究開発事業から調達した 代替品に取り替えた。Isteq製の光源が日本発であり、社内で開発された技術と見せかけるために「Urashima」と改名 した。 極端紫外線光源について世界でも最も造詣の深い専門家の二人が取材に応じた。それぞれがASML/サイマーとIsteqで光源開発に 関して中心的な役割を果たした。二人はASMLの光源開発についての経緯や、レーザーテックが2社の仕入先、つまりウシオと Isteqから光源を調達するにあたっての懸念について話してくれた。Isteqの研究担当でさえ、同社がレーザーテック製のACTIS A300用に供与した光源の技術が、ウシオ製の光源と同程度に致命的な問題があり実用性がないことを認めた。また、レーザー テック製の極端紫外線マスク検査装置が失敗であり、TSMCやインテルをはじめとする主要な顧客が憤慨している、とも言ってい た。 第5部 レーザーテックが目指した極端紫外線の事業展開には、そもそも無理があった。数十億ドル相当の投資を行 わずに極端紫外線光源の開発を目指すのは、非現実的な夢物語だ。レーザーテックを〝日本版ASML〟に思っている 投資家は大きな誤解をしている。 極端紫外線光源について世界でも最も造詣の深い専門家のふたりが取材に応じた。それぞれがASML/サイマーとIsteqで光源開発 に関して中心的な役割を果たした。ふたりともASMLの光源開発の経緯について語った他、レーザーテックが2社の仕入先、つま りウシオとIsteqから光源を調達するにあたっての苦難について話した。Isteqの研究担当でさえ、同社がレーザーテック製の ACTIS A300用に供与した光源の技術がウシオ製の光源と同程度に致命的な問題があり、実用性がないことを認めた。また、レー ザーテック製の極端紫外線マスク検査装置が失敗であり、TSMCやインテルをはじめとする主要な顧客が憤慨している、とも言っ た。 第6部 レーザーテックの最大の顧客、とりわけその売上高の77%を占めるTSMC、インテル、サムスンという3社は 同社について葛藤、失望、苛立ちの思いを抱いている。具体的にいえば、レーザーテックの極端紫外線マスク検査装 置と、依然として同社の売上高の大半を占めると思われる深紫外線マスク検査装置に、不満を抱いている。主要な顧 客は「葛藤している」。「過酷な選択」に迫られている。追加装置を「購入するのがばかばかしい」と言われている 。。
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歴史に名を残す不正だな 第6部C サムスン、マーベル・テクノロジー 、グローバルファウンドリーズなどの他の顧客の葛 藤。グローバルファウンドリーズは、レーザーテック製のアクティニック装置を2台購入したのみ で、2021年以降、追加の購入はない。取材中に、レーザーテック製の装置について嘲笑する場面が あった。「光源に問題があります」「従来のKLA製のマスク検査装置と比較すると鈍重で、性能も 劣ります」「新たに設計された」光源と謳っているUrashimaについては、「間違いなくレーザー テックにとって大きなリスクです。さまざまな意味で腑に落ちない話です」「だからこそ、顧客は 不満を抱き、失望しています」。 マーベル・テクノロジーの上席従業員は、同社もACTIS A150につい追加で購入するつもりはない、という。他の半導体製造大手 の関係者と同じく、光源不良などの技術面を問題視している。マーベル・テクノロジーの上席従業員によれば、ASMLの幹部は 「顧客がレーザーテックのA150の光源について、当社で気づいている問題と同じ問題を指摘している、と言っています」。レー ザーテックはACTIS極端紫外線装置の在庫を消化するのに必死のようだ。A150については75%にも上る割引を提示するほか、 アップタイムと信頼性の問題を暗に認めていると思われるものを含めて、各種の誘因や優遇措置を提示した、という。レーザー テック本社で山積みになった棚卸資産を目撃したこともあり、その会計処理について疑問に思っている。 第7部 最近、レーザーテック本社を訪問した企業の幹部たちは、滞留している完成品の在庫を目 撃したと語る。 「実に怖い」「ヘンだ」「製造現場は完成品が床を埋め尽くすような状態で、在 庫でいっぱいになっている」「最終的な品質検査を通過していない完成品の在庫が相当量あるとい うこと。顧客の要望で出荷を延ばしているのかどうかまで、私にはわかりません。しかし、訪問し た同僚いわく、出荷ドックには文字通り隙間がありません」。 同社は出荷されていない装置について受けた前払いを、収入として認知しているのではないかと推測する。 「立ち上がった段階 でインテルが受注の枠の大半を占めていた」。しかし、「インテルが占めていた発注はどんどん先延ばしになっています。インテ ルの発注分は半永久的に完納することはないと思います」「インテルは必要以上の台数を発注したので、余って不要となった装置 をTSMCに回そうとした」とKLAの元幹部はいう。 「どの仕入れ先でもできるごまかし」 を使って棚卸資産を誇大に評価してい る。「大きく切り下げなければいけなくなるでしょう」「粗利益率を守りたいために、貸借対照表で在庫に対して引当金を設けず、 減損処理を行わないこと」。レーザーテックはアップタイムと信頼性の問題を暗に認めていると思われるものを含めて、水面下で 約75%の値引きや下取り対応などの誘因措置を提示している、と証言した。
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オワタオワタ 第6部A インテルの葛藤。「極端紫外線検査装置メーカー」であるレーザーテックは、インテルが生みの親だ。イ ンテルのマスク検査部隊は、自社のメンツを守るためにレーザーテックに多額の投資をした。しかし、レーザーテッ クの育成は大失敗に終わり、その事実を隠蔽することにいまや必死だ。2018年頃、半導体製造業界各社は、ASML製の 極端紫外線露光装置を使う7ナノメートル、そして5ナノメートルの生産に移行しようとしていた。一方、保護目的で 「ペリクル」という透明な薄膜を貼ったマスク、これに対応するアクティニックパターンマスク検査(APMI)装置は まだ実用化していなかった。 APMI装置の不在は、極端紫外線リソグラフィのサプライチェーンにおいて重大な〝穴〟となっていた。取材先によれば、インテ ルはKLAに極端紫外線検査装置を開発するように働きかけたが、KLAが提示した金銭条件に応じなかった。そのため、インテル はレーザーテックに極端紫外線検査装置の実用化を急ぐよう、プレッシャーをかけた。業界誌『Semiconductor Engineering』は 2018年5月付けの記事で、「レーザーテックは当該技術開発のために、半導体装置製造の大手企業から資金援助を得た」と報じて いる。同誌は資金援助についてレーザーテックに問い合わせているが、「ノーコメント」との返事だった。 第6部B TSMCの葛藤。 世界で最大の半導体装置メーカーであるTSMCは、レーザーテックとの関わりを悪夢のよ うに思っている。レーザーテック製のACTIS極端紫外線マスク検査装置だけでなく、同社製の旧来の深紫外線装置に ついても、辛い経験があるためだ。 TSMCの研究開発の元責任者、同社の元幹部で⻑年購買の責任者を務めレーザーテック製の検査装置の導入を担当した人物、 TSMCのマスク工場⻑など、複数の取材先から得た情報は、TSMCが数年も前にACTIS装置の購入を止めた、ということだ。彼ら の話によれば、レーザーテック製の極端紫外線装置は信頼性があまりに低いので、平行して従来の深紫外線装置で検査しなければ ならない現状だ、という。また、TSMCではACTIS A150はファブ生産に直接連動した使用には適さず、せいぜい研究所専用の装 置だと見なされている。さらに、極端紫外線マスクの検査でも、KLA製の深紫外線装置の方がレーザーテックの極端紫外線装置よ りも性能が優れており、TSMCにおけるこの関連の商売の約3分の2が、すでにレーザーテックからKLAに移行している、と語った。 「レーザーテックに改善を働きかけるために、毎週会議を開いているそうです」「ただ不安定だけです。安定して機能するのでは なく、ときによって機能しなくなることがあります。消えてしまうのです」「TSMCではACTISのA150もA300も、生産用の対象 外としています。」4名のTSMC関係者は、ACTIS A300が同社の認証で不合格になった、と証言した。
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オワタオワタ 第4部 2023年11月に発表されたACTIS A300は、レーザーテックの次世代の極端紫外線マスク検査装置で将来の成⻑ を牽引すると謳われているが、偽物だ。 〝製品化〟発表は茶番劇だった。 前代機種でレーザーテックの看板商品であ るACTIS A150に搭載されている、ウシオ製の光源が抱える致命的な問題を隠蔽するために仕組まれたものだ。極端紫 外線マスク検査装置の最も肝心な部品である光源が不良という、重大な問題だ。レーザーテックはそのためにリコー ルに乗り出した。 1台につき約1000万ドルの費用を抱え、Isteqという12名からなるロシア系研究開発事業から調達した 代替品に取り替えた。Isteq製の光源が日本発であり、社内で開発された技術と見せかけるために「Urashima」と改名 した。 極端紫外線光源について世界でも最も造詣の深い専門家の二人が取材に応じた。それぞれがASML/サイマーとIsteqで光源開発に 関して中心的な役割を果たした。二人はASMLの光源開発についての経緯や、レーザーテックが2社の仕入先、つまりウシオと Isteqから光源を調達するにあたっての懸念について話してくれた。Isteqの研究担当でさえ、同社がレーザーテック製のACTIS A300用に供与した光源の技術が、ウシオ製の光源と同程度に致命的な問題があり実用性がないことを認めた。また、レーザー テック製の極端紫外線マスク検査装置が失敗であり、TSMCやインテルをはじめとする主要な顧客が憤慨している、とも言ってい た。 第5部 レーザーテックが目指した極端紫外線の事業展開には、そもそも無理があった。数十億ドル相当の投資を行 わずに極端紫外線光源の開発を目指すのは、非現実的な夢物語だ。レーザーテックを〝日本版ASML〟に思っている 投資家は大きな誤解をしている。 極端紫外線光源について世界でも最も造詣の深い専門家のふたりが取材に応じた。それぞれがASML/サイマーとIsteqで光源開発 に関して中心的な役割を果たした。ふたりともASMLの光源開発の経緯について語った他、レーザーテックが2社の仕入先、つま りウシオとIsteqから光源を調達するにあたっての苦難について話した。Isteqの研究担当でさえ、同社がレーザーテック製の ACTIS A300用に供与した光源の技術がウシオ製の光源と同程度に致命的な問題があり、実用性がないことを認めた。また、レー ザーテック製の極端紫外線マスク検査装置が失敗であり、TSMCやインテルをはじめとする主要な顧客が憤慨している、とも言っ た。 第6部 レーザーテックの最大の顧客、とりわけその売上高の77%を占めるTSMC、インテル、サムスンという3社は 同社について葛藤、失望、苛立ちの思いを抱いている。具体的にいえば、レーザーテックの極端紫外線マスク検査装 置と、依然として同社の売上高の大半を占めると思われる深紫外線マスク検査装置に、不満を抱いている。主要な顧 客は「葛藤している」。「過酷な選択」に迫られている。追加装置を「購入するのがばかばかしい」と言われている 。
おいおい滅茶苦茶だな 第6部…
2024/06/05 17:39
おいおい滅茶苦茶だな 第6部以降は 怖くて読めんくらいだ 本当なら 日本半導体関連は全て終わりを迎えるな