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風月抄「コカ・コーラの誕生」5月8日 アメリカのジョージア州出身の「J・ペンパートン」は南北戦争の時、南軍に参加して大佐にまで昇進しましたが、南軍が敗れたため、もともと経営していた薬局の経営に戻りました。 そして、薬剤師の資格を持っていた彼は、薬局経営の傍ら、新薬の開発にも意欲を燃やし、染髪剤を作ったり、肝機能促進のための新薬を試作したりしていました。 そんな試作品の中の一つに、コカインを含むコカの葉のエキスを原料にした不思議な新薬がありました。 これは頭痛や二日酔いに利くという効能がありましたが、この新薬を発明した「ペンパートン」は、1886年の今日「5月8日」に、どういうわけか、これを友人が経営する街の軽飲食店に持ち込み、「水と氷で割ったらいい味の新しい飲み物が出来るはずだ」と、店主に話かけました。 そこで、店主が最初、水で割ってみたら、一応、いい味がしたので、今度はソーダ水で割ってみると、水割りとは比べ物にならないほどに新鮮な風味が漂ったのです。 まさしく、これが「コカ・コーラ」の始まりだったのです。 ちなみに、この「コカコーラ」は、現在、世界80ヶ国で各国の国語の名前で販売され、日本では英語の「Coca,Cola」中国語圏内では「可口可楽」という名前になっています。 しらん
株式会社タムラ製作所(本社:東…
2024/05/12 17:53
株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:浅田 昌弘、以下、「当社」)は、高効率・高電力・高周波駆動の受動デバイスおよびその関連素材の研究開発推進を目的に、国立大学法人東北大学産学連携先端材料研究開発センター(英語名称「Material Solution Center」、以下「MaSC」)(注1)に研究室「株式会社タムラ製作所 仙台アドバンスドラボ」(以下、「仙台アドバンスドラボ」)を開設しました。 カーボンニュートラル社会の実現に向けて、自動車の電動化、次世代通信網の発達、再生可能エネルギーによる発電や送配電など、大容量電力エネルギーの活用に対する需要は今後一層高まっていきます。このような状況下、エネルギー変換の高効率化、パワーエレクトロニクス回路の小型化、高効率化は重要な技術課題になります。これら課題を解決するため、スイッチング素子はワイドバンドギャップ半導体(以下、「次世代半導体」)へ移行すると予測されています。一方で、次世代半導体がその性能を十分に発揮するためには、周辺デバイスやパワーエレクトロニクス回路などの技術進化も必要不可欠です。当社は、2022年4月に電子部品事業と電子化学実装事業が連携して新規事業・新製品の創出を目指す開発戦略推進室(共通研究開発部門)を設立し、東北大学と共同で素材から差別化した新しい磁性受動部品(注2)の研究開発の取り組みを開始しました。今回、MaSC内に仙台アドバンスドラボを開設することで、2030年頃の次世代磁性受動部品およびその関連製品の事業化を目指し、研究開発を強化・推進します。 仙台アドバンスドラボでは、磁性受動部品に用いる材料の研究開発、AIを用いた樹脂の機能解析に加え、それら新材料を用いた試作部品をパワーエレクトロニクス回路内に組み込んで動作評価・機能評価を実施しています。先端研究組織であるMaSCにおいて、材料開発から社会実装を見据えた評価まで一貫して行い、当社の次の100年を支える技術基盤の確立と、新たな事業の柱の創出に挑戦していきます