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JR東のQRコードの新サービスに対する典型的なクレームは、 ・Suicaの方が反応が速くて便利 ・Suicaはもうみんな持ってる ・QRコードだと遅くて改札がつまる →だからQRコードは使われない ある意味では正しいが、いずれも物事の一面しか捉えていない。 Suica以外の手法を採用するのは「Suicaを使えない場所」と「Suicaを使えない人」”も”含めた全利用者への新たな価値の提供を画策しているから。 Suica改札機が設置されている駅は全体の約半分だけ。 設置にはコストがかかるので、利用客数が見込めない小さな駅には設置していない。 主因は紙きっぷの読み取り部分。 ・きっぷを吸い取って読み取って吐き出す稼働部のコスト高 ・詰まったときのための有人対応 ・Suicaリーダーそのもののコスト Suicaを使えない人 Suica改札機非設置駅の乗客、外国人旅行客、特別な旅行商品を使う旅客などは、そもそもSuicaを使うことができない。 QRコードの読み取り速度は、①読み取り速度と②読み取り位置、の課題は2つ。 このうち①はJR東日本がQRコードの読み取り速度を従来から1.5倍にする新リーダーを開発して2020年に発表済み。 ②はSuica同様UXで解決させる。 このようにJR東日本はSuicaだけではできないことをSuicaを使えない人”も”含めて新たな価値、サービスを提供しようとしている。 それを理解したうえで、手法としての「QRコードが最適ではない」ということであれば、そこから議論を深めていくのはよいと思うが、それ以前の「Suicaがあるのになぜ?」「QRコードは遅い」という一面的な側面だけで語られている記事などを目にすると、さすがに調査不足ではないかと感じる。
昨年7月購入の歴1年。ジェット…
2024/05/28 22:52
昨年7月購入の歴1年。ジェットコースターにビビりなら、ここまでホールド。ポートフォリオの約半分を占めるまでに。高見の見物と言う言葉の意味を実感。