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29日、アップルの株価が約2.5%上昇した。バーンスタイン・ソシエテ・ジェネラル・グループのアナリスト、トニー・サコナギ氏が同社の投資判断を「マーケットパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げたことを受けた。AIのアップデートによる携帯電話の買い替えが見込まれるという。サコナギ氏は、アップル株はiPhone15の軟調な販売サイクルと中国事業における構造的な悪化を巡る懸念による影響を受けているが、中国での低調は「構造的というよりは循環的」であり、中国事業はアップルの事業全体よりも「はるかに高い変動性を示している」と主張。「買い替えサイクルの追い風と漸進的な生成AIの機能により、アップルはiPhone16の力強い販売サイクルに向けて順調な準備を整えた」とした。(REUTERS)
3798の続きです。 モ…
2024/05/23 12:23
3798の続きです。 モルガン・スタンレーは、金融市場において、ドルが首位の座を維持する以下の3つの要因を挙げている。 1. 人民元はドルに挑戦できるほど流動的ではない 「中国政府は人民元を世界の舞台でドルへの挑戦者として位置づけようとしているが、ドルの支配を真に崩壊させるほど、中国人民元は流動性が高くない」とストラテジストたちは指摘する。その理由のひとつは、中国が自国通貨に対して厳しい資本規制を敷いており、国内外への現金の持ち出しが制限されているからだという。 「中国が米ドルに本気で挑戦することはすぐにはなさそうだ。この挑戦をするためには、中国が自国通貨の管理を緩和して資本勘定を開放する必要がある。中国政府がこれをすぐにやるとは思えない」とロードは言う。 消費需要の低迷や不動産危機が続いている中国経済にも疑問が残る。 「中国は、二国間貿易の米ドル建てを増やすことでいくらか前進するかもしれないが、それが世界的な通貨支配の指標に与える影響は漸進的なものになるだろう」とロードは付け加えた。