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ワールド(3612) ■株価(5月24日時点終値)2067円 PBR 0.85倍 ROE(予)10.21% 主力ブランド事業の店頭回帰による収益回復が顕著だ。アパレル販売の回復に加え、デジタルやプラットフォーム事業などの収益改善も進んでいる。自前で運用する高度な業務運用ノウハウを強みとし、物流、情報システム、店舗運営、在庫管理の各分野での効率化を進めている。ロスや無駄のないファッション・エコシステムのプラットフォーム企業としての成長段階に突入していよう。 2026.2期までの3ヵ年中期計画では、配当性向を現在の30%から段階的に40%に引き上げる方針を示している。劣後ローンの前倒し返済による財務健全化が進んだことで、株主還元の強化に寄与する可能性も高まっている。 会社側は「PBRが欧米企業並みの2倍の評価を得られるよう、十分な収益性と成長性を兼ね備えた企業を目指す」と、並々ならぬ決意を言及している点にも注目している。さらに、子供服事業を主力とするナルミヤ・インターナショナル<9275>との親子上場に関するガバナンス改善にも期待が持てる。
三陽商会は29日、紳士服「ザ・…
2024/06/06 08:31
三陽商会は29日、紳士服「ザ・スコッチハウス(THE SCOTCH HOUSE)」の販売を今年12月31日で終了すると発表した。主に百貨店で半世紀にわたって販売されてきた老舗ブランド。バーバリー・ジャパンとのライセンス契約で展開してきたが、三陽商会は自社ブランドの強化の方針のもと、現行の契約満了日をもって更新しないことを決めた。 「ザ・スコッチハウス」は、英バーバリーの子会社スコッチハウス社が所有する。日本では三陽商会が1973年から販売してきた。2010年に婦人服と子供服を終了し、以後は紳士服のみで展開している。現在、百貨店を中心に現在72店舗のショップインショップを運営する。売上高は非公表。2025年2月期の「通期連結業績に与える影響は軽微」としている。 同社では「ザ・スコッチハウス」の代替として自社ブランド「ベイカーストリート(BAKER STREET)」を2025年春から販売する。 スコッチハウスの72店舗が無くなるのは、少なからず利益に影響するのでは??