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投稿コメント一覧 (19コメント)

  • >>No. 923

    工程能力は、工場や導入する装置の各々の能力を出来るだけ揃えて無駄のない様に計画されます。 単にCVD工程を増強するだけで、爆発的にキャパが増える様な代物ではありません。 また、仮にそれをJDIが出来るのであれば、競合他社も同様に出来るはずなので、結局のところ競合状態に変化は起きませんね

  • 有機EL用の機器の導入には、仕様を画定して発注をしても、最低でも1年は要しますし、高性能の製品をしかるべきレベルで安定量産できるまでには、その後最低でも数年の調整と、試作を要します。

    半導体産業は、出資確定、そく儲け直結などという甘いものでは無いので、数年から5年以上先の市場のニーズを予測して、先に大規模投資をせねばならないギャンブルなのです。

    数年前に遡って設備投資を完了してないJDIにとって、来年のiPhone云々なんて、夢以外のなにものでもないです。
    > 台湾メディア経済日報によると、画面内指紋センサーは有機ELパネルに使用されるとのこと。さらに次世代iPhoneではジャパンディスプレイ(JDI)が有機ELパネル生産を、クアルコムが超音波式の指紋センサーを提供し、それら2社がGISと連携すると伝えられています。
    >
    > こうした技術提携には、アップルがサムスンなど韓国工場への依存を減らす狙いもあるとされています。同社は経営再建中のJDIの資金繰りを支援しているとも報じられていましたが、JDIの参入を促すことで、サムスンがiPhone向け有機ELパネルの供給をほぼ独占している現状を変える意図があったのかもしれません。

  • Appleは3ヶ月程度の在庫の積み上げをやってから販売を開始するので、とっくに売り上げの一部になっているはずです。
    前受け金とは、借金のようなもので、いずれ製品として無償出荷をしなければならないので、抜本的な改善にはほとんど寄与しませんね
    > iPhone 11の発売日は9月20日(金)。この金まだ入ってきてないんでしょ? 前払いの金もまだ入ってきてないんでしょ?

  • その性能向上の維持と製造能力向上に、とんでもない投資が必要なんですけど、どうしましょうかね。
    > 電子部品は他社の真似できないものを作る以外ないのです。
    > 他社でも作れるものは必ず買いたたかれます。
    > JDIも高精細フルRGB有機ELと超高精細液晶に全集中して常に性能でトップを維持していけば生きていけます。


    > 電子部品は他社の真似できないものを作る以外ないのです。
    > 他社でも作れるものは必ず買いたたかれます。
    > JDIも高精細フルRGB有機ELと超高精細液晶に全集中して常に性能でトップを維持していけば生きていけます。

  • その性能向上の維持と製造能力向上に、とんでもない投資が必要なんですけど、どうしましょうかね。

  • その高級品を作れるだけの技術も工場もJDIには有りませんし、その為には千億円単位の投資と数年の時間が必要です。
    それまで会社が持ちますかね

  • 同程度の液晶を作れる会社は多く有りますし、現在参入出来ていない、もしくは少量しか納入させてもらえないメーカーも争って、高品質、低価格で、アップルに売り込んでます。

    JDIにしかできない様な、オンリーワンで、スーパーな技術や製品があるなんて、夢のお話ですよ。 ニッチな、マイナーなものなら無くは無いですけどね。
    それこそ、JDIが延々自社の優位性をアピールする為の言葉に踊らされているだけの事です。
    もしそんなものが本当にあるなら、同業他社がこぞって、JDIへ投資したり、買収しようとしたりするはずです。 端的に言えば、そうした価値が無いから、今の様な状況に陥ってるのです。

  • メーカーへの投資は、それが新規技術や新規装置・工場に関するものであれば、実際の製品に適用されるまでに、一般的にかなりの時間を有します。
    お金さえあれば、即時有益な形になる様なものではありません。

    具体的に、有機ELに対する投資ですが、JDIは未だ高精細のものを作れる技術を持っていません。
    よって、まずその為の人員を確保し、開発をする期間が必要です。
    ただしある程度の技術はすでに存在していますから、並行して、装置、工場の準備を進められるとしても、高精細、高品質の物を作れる装置のメーカーは限られており、世界中からの需要が集中しており、またその製造にもかなりの期間が必要で、商談開始から、工場への納入は、最優先でやってもらえたとしても、少なくとも1〜2年は必要です。
    またそれら装置は、納入後すぐに使える様な物ではなく、半年〜1年程度の調整等が必要です。
    さらに、そこから試験製造を何回も繰り返しながら、最終的に量産に適する品質に至るまでに、さらに数年は必要になってくるでしょう。

    つまり新規の大型投資から、相応に量産が開始出来るまでに、少なくとも3〜5年は必要になってきます。
    その頃には、多くの人員と資本を投入して、積極的に進めている中国勢が、安価で高品質な物をザブザブ供給しており、超後発組のJDIには入り込む隙なんて無いでしょうね。

    多くの人が、投資すれば即有効となる様な錯覚を持っている様ですが、メーカーへの投資には、必ず大きなタイムラグが有ります。

  • JDIがまだ作る能力を持たないOLEDが採用されているのでは。。。
    ちなみにその能力を確保するには、少なくとも追加で数千億円程度の投資と3〜5年程度の時間が必要です

  • JDIが、なんでもできるわけではありません。
    日立エルジーとテレパシー社が開発しているヘッドマウントディスプレイには、LCOSというシリコンウエハ上に作る微小な反射型ディスプレイが使われています。
    これは、JDIが持っている工場、技術の範疇ではありません。

  • 200億なんて、工場維持、人件費、さらに有利子負債への対応諸々だけで、半年も保ちませんよ。下手したら3ヶ月。
    材料費に当てるなんて、そんな余裕ないでしょうね。

    製品代金としての3000億と、投資としての200億はまったく位置付け違いますしね。
    自分の気に入った服を買う3000円と、借金まみれの友達のパチンコ代に貸す返ってくるあてのない300円では、心構え違いますよね。
    ましては、自分が服買うつもりだった3000円を気前よくなんて渡せないかと。。。。

  • すっかり、まったく手遅れです。
    製造業、特に半導体関連の工場というのは、投資してから、量産開始するまでに、少なくとも数年、下手をすると五年以上の時間が必要です。

    今投資したとしても、その結果が出るまで、持ち堪えられなければ無意味ですし、その間にも積極的に技術開発の投資を続けなければなりません。

    少なくともOLED関連の技術、量産技術を含む部分については、日本企業は、圧倒的に韓国企業に遅れを取っており、さらに膨大な資金力で技術を買い漁り、工場に投資をしている中国にも遅れを取っているのが実情です。

    ちなみに、Sharpは、Foxconnに買収された際に、その条件として、OLED用の初期工場の投資を行っており、昨年より、自社のスマホに適用できる良いものができる様になりましたが、アップルやファーウェイなどの世界トップクラスのスマホ数量を担えるだけのキャパは持っておらず、供給元としての候補にもなれていません。

  • スマホに適用できる様な高性能、高品質のOLEDを作る技術は、まだJDIにはありませんし、それを担うだけの工場のキャパもありません。
    現状ではWatch向けのものをチマチマと作るのが精一杯。
    それ以上の事をする為には、数千億円規模の莫大な工場投資と、しかるべきレベルの品質を確保できるだけの数年以上の充分な量産経験が必須ですが、そのいずれもJDIには存在しません。

    会社発足の7年前で、充分な資金力もある時に、今を見越して、投資、量産の準備を進めていれば、今頃は充分な能力を持てていたはずですけどね。

  • 各社の赤字大部門を切り離し、各社の負担を軽減する事で、そちらを生かし、3部門が連合してビジネスを行う事で、スケールメリットを出す事を狙った創業です。

    各社が持っていた工場等々の資産はそのまま引き継ぎ、過去の累積赤字は清算し、さらに資本が注入されるという、まるで金持ちの娘が過去を清算し、ドッサリと嫁入り道具と持参金を持って嫁入りしたようなものです。

    その頃に、過去のビジネスを精査し、赤字体質からの脱却を図るしっかりした方針のもと、新しいチャンスを作っていたら、もしかすると今の様な状況にはなっていなかったかもしれませんが、ついつい目先のアップル等のビジネスに飛びつき、小金を儲けようとし続けた結果、赤字が累積しまくりました

  • JDIを凌ぐ技術を持ってる会社なんて多々あるし、その為に投資をするほどの価値は、JDIにはもう無い。  技術でリードしてるなんていうのは幻想であり、JDIの売り文句に騙されてるだけ。

    実情は、とっくに他社に並ばれてしまって、もしくは追い抜かれてしまってる。

    過去何年にも渡って、必死に出資者を探して来たのに、残っている候補は、怪しげな投資ファンドだけというのが、その証拠。
    もし本当に価値のある技術を多く持ってるならば、とっくに同業他社なり、大手セットメーカーなりの、スポンサーが付いてる。

  • ディスプレイ業界全体が、過大な投資負担に苦しみ、価格競争も激化する中、他社は全て、いかにコストを削減し、今を生き残るかを考え、会社の規模を縮小均衡させている状況にも関わらず、技術開発にコストをかけ、規模を拡大均衡させるべく拡張し、あまつさえビジネスが格段に厳しくなってきたここ数年にも関わらず新規のOLED工程に投資をするという事をやらかしてきた経営センスの無さが最大の原因でしょう。

    3〜5年後のビジネスを考えて新規技術の開発をするのは重要な事ですが、明日の命もしれない状況でやる事ではありませんよね。
    OLEDの新規工程も微々たるキャパ分しかなく、歩留まりを考えれば、製品を作れば作るほど赤字を生む工場です。  その改善の為には、何年にも及ぶ苦闘を潜り抜けなばなりませんが、そこまで持ち堪えなければなりませんし、仮にOLED事業が黒字化してもキャパが少なく、全体にとっては焼け石に水です。
    キャパを増やして、会社を支えられるだけの事業にするには、何千億円もの投資と、少なくとも3〜5年間生き残る事が必須です。

    各社員は、会社の方針に従い最大限の努力をしているのでしょうが、過去の経営方針の失敗、挽回するには時すでに遅しという事になってしまっています。

    JDI社として生き残る為の最低条件は、現状のビジネス規模を考えると、社員500〜1000名まで縮小、工場規模も現状ビジネス規模に見合う1/5程度にまで縮小、業務はその工場の運営とそれに見合う製品の開発のみを行い、余計な技術開発は全て止めるというところですね。  スーパー縮小均衡策です。

  • そんな併合なんてあり得ないでしょう。
    借金だらけの不良債権を引き受けるほどSharpに体力なんてありませんし、ましてはそれに見合うメリットも有りませんしね。
    日本製造業の。。。なんて妄言です。

  • 短期的にiPhoneが売れてようが売れてなかろうが、そんな事出資者には関係ない。
    最終的には、その出資以上の見返りが望めるかどうか。
    基礎体力のある会社ならば、長期的に云々という能天気な考えもできるでしょうが、瀕死状態の会社ならば、短期的に出資分の回収ができるくらいの見返りが無ければ出資なんてしません。
    Appleの出資が本当ならば、仮にJDIが潰れても、手許に工場とか設備が残るように、抵当権を設定してるかもしれませんね。

    借金だらけの友達が、あと数百円貸してくれたら、どーんと大儲けして、借金もチャラにして、儲けさせてやると持ちかけてきて、ホイホイお金を貸す人がいないのと同じでしょう。

  • 賃貸料が高すぎて、だれも借りないでしょうね。 時間借りでも高額なうえに、ものを作るには、その前の諸々の調整等々にそれ以上の膨大な時間がかかりますからね。

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