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投稿コメント一覧 (153コメント)

  • 折しも本日、Dr. Reddy's、Global Response Aid、Appili Therapeuticsのコンソーシアムが、カナダ保健省にファビピラビルの暫定使用の申請を行ったとのこと。
    コロナの治療薬・ワクチン用に定めたプロセスで迅速に承認手続きを進める模様。
    とりあえずはカナダでの朗報に期待。

    Dr. Reddy's Laboratories, Global Response Aid, and Appili Therapeutics Announce the Filing of an Application for REEQONUS™ (favipiravir) Tablets for the Treatment of COVID-19 under Health Canada’s Interim Order
    December 22, 2020 01:11 AM EST (BUSINESS WIRE)

  • [東京 21日 ロイター] - 厚生労働省の専門部会は21日、富士フイルムホールディングスの子会社、富士フイルム富山化学(東京都中央区)の「アビガン」について、新型コロナウイルス治療薬として承認するかどうか判断を見送った。継続審議する。医薬品審査管理課は「あくまで審議の途中であり、有効性が否定されたものではない」としている。

    厚労省によると、21日に開いた薬事・食品衛生審議会医薬品第2部会は、「現時点で得られたデータからは有効性を明確に判断することは困難」とした。会社側による治験が、どの患者にアビガンを投与したかを医師が把握して行われる「単盲検試験」だったことの影響などを議論したという。

    アビガンの新型コロナ治療薬としての承認可否については、現在実施中の臨床試験結果などの提出を待って、来年以降に再度審議する。現在、米国やクエートで第3フェーズの臨床試験を行っており、それらの結果などが新たなデータの対象になり得るという。

  • 厚労省審議会 「アビガン」新型コロナ治療薬としては継続審議

  • 「なぜイタリアと日本はこんなに違うのか。私は経験の差だと思う」で一世を風靡した上昌広氏を担ぐのもいかがなものかと…。その他、Wikiより転記。
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    2020年7月17日、上はTwitterで「鹿児島の知人から <鹿児島>赤塚学園のコロナに罹患した生徒は自殺未遂、お父さんは自殺されたそうです。 生徒本人は学校に虚偽の報告をして福岡に行った挙句、コロナに罹患したことを相当周りから責められたとのことでした」とツイートしたが、鹿児島在住のユーザー等から真偽を問う声が複数寄せられ、ツイートを削除した。

    2020年8月3日、上はTwitterで「真夏の北半球でコロナが急増している先進国は、トランプを支持する米国の一部と日本くらいです」とツイートし、各国と日本の人口10万人あたりの新規感染者数の推移のグラフを添付したが、縦軸が日本のみ10数倍に引き伸ばされており、医師や専門家から「ミスリードである」「科学者として絶対にやってはいけないこと」などと批判された。

  • 本日の白木教授の説明によると、アビガン投与がコロナ陰性化を2.8日早めたということは、6時間で倍々ゲームで増えるコロナウイルスの増殖を11回分防いだということであり、重症化抑止への意義も極めて大きい、ということでしたね。

    今回の企業治験(または今後の別の治験)で、アビガン投与群とプラセボ投与群でその後重症化した割合がどれだけだったのか?もぜひ情報公開してもらいたいですね。
    そこでもし統計的有意差有りで重症化を防いでいたのであれば、アビガンはコロナ重症化を防ぐ特効薬だといえますからね。

  • グローバル・レスポンス・エイドとドクター・レディーズ、インドネシアでアビガンの販売を開始。
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    ドバイ– 2020年9月10日– グローバル・レスポンス・エイドとドクター・レディーズ・ラボラトリーは、国の薬物および食品管理庁(NA-DFC)によるCOVID-19感染患者の治療のための薬剤の有効成分、ファビピラビルの承認の決定を受けて、インドネシアで抗ウイルス薬アビガンの販売を開始します。(後略)

    (2020年9月10日 Agility社報道発表)

  • ClinicalTrials.govをみると、FFが米国で進めているアビガン第2相臨床試験の方も、9月9日時点の更新をもって全ての病院での募集が終わっていますね。
    Enrollmentも 50 [Actual] に表記が変わり、予定の50人分が集まったようです。
    ただこの研究には14日間の治療と46日間のフォローアップを要するため、結果発表まではもう少し先、研究完了予定の11月1日前後まで待つ必要がありそうです。

    ClinicalTrials.gov Identifier: NCT04358549
    Study of the Use of Favipiravir in Hospitalized Subjects With COVID-19

  • クウェートの保健当局は、日本の薬であるアビガンがCOVID-19患者の治療において肯定的な結果を示していることを明らかにした、と地元メディアは報道した。
    この薬は、10日間にわたって20人のCOVID-19患者に投与された。ある情報筋は、この薬が特に高齢者に効果的であることが証明されていると Al Qabas に語った。
    情報筋は、アビガンは日本のガイドライン、世界保健機関(WHO)の勧告、クウェートの規制に従って使用されたと指摘した。
    薬を服用した患者の結果によると、ほとんどの患者は、薬を使用しなかった患者の10日ではなく、5日後に陰性だった。
    情報筋は、保健当局がより多くのCOVID-19患者、特に息切れを経験している患者に薬を処方し始めると、回復率が増加する可能性があると付け加えた。

    COVID-19: Kuwait trials Japanese medication Avigan to treat patients
    gulfnews | Published: September 02, 2020 15:04

  • 大阪府立中河内救命救急センターが発表した論文によると、COVID-19重症例13例に対してfavipiravir+mPSL+ヘパリンによるカクテル治療を試みた結果、12例を救命することができた (1例はDICによる多臓器不全で死亡)。

    患者はP/F ratio 平均210のほぼARDSの呼吸不全で、うち1例はECMO管理。favipiravirによる治療開始までは発症から平均8.7日と遅いタイミングであった。

    このツイートを発信した内科医によると、重症例13例中12例を救命できたのは驚異的で、現在までの知見からは抗ウイルス薬、免疫抑制、抗凝固を組み合わせが今後の治療法になるのは確実のような気がします、とのこと。

  • 昨日、厚生労働省が発表した「新型コロナウイルス感染症に関する今後の取組」
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    4.治療薬、ワクチン
    (略)引き続き、現在開発中の薬剤について治験手続きを簡素化するとともに、今後、薬事申請がなされた場合は最優先で審査を行い、有効性等が確認されれば速やかに承認するなど、早期の実用化を図る。
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    具体的な薬剤名の記載は避けているものの、アビガンを意識した記載でしょうね。
    なお、参考資料には治療薬候補として「ファビピラビル」の記載があります。

  • ドクター・レディーズが、今度は中等度から重度のコロナ患者に対するアビガンの多施設無作為化二重盲検プラセボ対照臨床試験を開始。780人規模で、8月20日に開始し、調査一次完了日は12月31日予定。
    ※リンクや記事タイトルはエラーにより貼れず

    既に発表されているクウェートでの治験は軽度から中程度が対象なので別枠っぽい。2つの治験で、軽度から重度までの全患者層をカバーする目論見なのでしょう。

  • 富士フイルムが出資・共同臨床開発を進めるオーストラリアの Cynata Therapeutics 社が、iPS-MSCを使ったCOVID-19の急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する他家細胞療法の臨床試験を開始。
    門外漢にはなんだかよく分からないけれど、コロナに対してアビガン一本足打法ではない多角的なアプローチをしているところがスゴイ。

    Patient Enrolment Opens in COVID-19 Clinical Trial
    August 24, 2020 08:05 ET | Source: Cynata Therapeutics Limited

  • ランセットのプレプリント。トルコではfavipiravirの投与によって、ICU入院率および挿管率が減少し、統計的にも有意だった模様
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    ICU Admission Rates in Istanbul Following the Addition of Favipiravir to the National COVID-19 Treatment Protocol
    国立COVID-19治療プロトコルへのファビピラビルの追加後のイスタンブールのICU入院率
    Preprints with THE LANCET | Posted: 27 Jul 2020

    背景:トルコのCOVID-19治療プロトコルはファビピラビルの使用を組み込むように改良されました。ファビピラビルによる治療は、COVID-19で入院しているトルコのすべての患者に無料で提供されています。
    所見:ICUの入院を必要とする患者の割合は24%から12%に減少し、挿管率は77%から66%に低下しました。これらの違いはどちらも統計的に有意でした。

  • 米スタンフォード大学で7月から開始されたファビピラビルの第2相ランダム化二重盲検プラセボ対照試験の方は、全120名の半分くらいまで進んでいるようです。

    Stanford researchers test oral COVID-19 treatment for mild cases
    The Stanford Daily | 2020/08/21
    (要旨)
    第2相試験では、合計120人の患者を検査しますが、現在は定員の半分です。 この治験の終了後、より多くの参加者を対象にフェーズ3の研究が行われ、その結果がFDAに送信されて、医薬品の承認が得られる可能性があります。 薬は錠剤の形で提供され、FDAの承認があれば、新規コロナウイルスの外来治療に利用できるようになる可能性があります。

  • Dr Reddy’s launches innovator brand of favipiravir ‘Avigan’ at ₹99 per tablet
    liveMint | 19 Aug 2020, 07:15 PM IST

    (要旨)
    Dr Reddy'sは「Avigan」を1錠99ルピー(約140円)で発売すると発表。
    1セット122錠で構成されており、1セットは12,078ルピー(約17,085円)となる。
    →グレンマークの「FabiFlu」は75ルピーのため、32%のプレミアム。
    →最も安いSun Pharmaceutical Ltdの「FluGuard」は1錠あたり35ルピー。

    レディ博士は当初はAviganを富士フイルムから輸入し、約3か月以内に技術移転を通じて自社生産を開始する。他国を輸出することも計画している。

    レディー博士は、クウェートで700人の患者を対象としたランダム化比較試験を実施して、軽度から中程度のcovid-19の治療における薬剤の有効性を治験中。別のニュースソースによると、この治験は10〜12週間のうちに完了する見込み(10/21〜11/4頃か)。

  • 他のニュースソースからの追加情報

    Dr Reddy's は米国を含む2〜3か国の規制当局に既にアプローチしており、治験が完了次第、迅速にAvigan販売の承認を求めるとのこと
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    Replying to query, he said they have already approached regulatory authorities of two or three countries including the US seeking approvals to sell the drug and seek fast track approvals from them once trials are completed.

  • Dr ReddyがインドでのAviganの発売を発表
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    Dr Reddy's launches Avigan (Favipiravir) for coronavirus treatment
    LiveMint | 19 Aug 2020, 12:27 PM IST

    ハイデラバード(テランガーナ):水曜日にレディーズラボラトリーズ博士は、軽度から中程度のCOVID-19疾患の患者を治療するためのインドでのアビガン(ファビピラビル)200 mg錠の発売を発表しました。
    この発売は富士フイルム富山化学とのグローバルライセンス契約の一部であり、インドでアビガンタブレットを製造、販売、流通するレディ博士に独占的な権利を付与します。アビガンはインドの麻薬取締局長官により承認されました。
    (中略)
    レディ博士のアビガンは、2年間の有効期間を持つ122錠の完全な治療パックに入っています。医薬品へのアクセスを加速するために、同社は全国の41の都市で無料の宅配サービスを開始しました。

  • インドのグレンマークのジェネリックアビガン(ファビフル)の治験で、当然ですが良好な結果が出ましたね。以下に会社発表をサマリします。

    ・軽度90名および中程度60名の計150名のCOVID-19患者を対象とした第3相の非盲検ランダム化多施設臨床試験
    ・ファビフルを受けた患者は、標準的な支持療法を受けた患者よりも約29%早くウイルスを駆除。(ハザード比1.367 [95%CI 0.944,1.979]; p = 0.129)
    ・温度、酸素飽和度、呼吸数、咳などのCOVID-19の臨床徴候の正常化に関する「臨床的治癒」の40%速い達成。(ハザード比 1.749 [95%CI 1.096、2.792]; p = 0.029、統計的有意差有り)
    ・この薬で治療されている患者の約70%が研究の4日目までに「臨床的治癒」を達成したのに対し、標準治療グループの患者は約45%。(p = 0.019、統計的有意差有り)
    ・治療群で重大な有害事象または死亡無し

  • Twitterで
    Global Response Aid said #antiviral drug #Avigan
    で検索すると出てくる、Agilityの英文の記事です。

    “The findings from this university-led study are highly encouraging,” said Mitch Wilson, CEO of GRA.
    “We will soon be announcing a large, company-sponsored, Phase-3 double-blind randomized clinical trial with up to 1,000 patients.”

  • 朗報。7/1に提携したGRAとドクターレディーズが、アビガンの最大1,000人規模のフェーズ3二重盲検RCTを近く発表するとのこと! GRAのCEOであるミッチ・ウィルソン氏が述べました。記事元はエラーで貼れません。

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