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投稿コメント一覧 (8906コメント)

  • NVIDIAは色々な製品を開発していますし、それらの開発には何年もの時間と人的なリソースが必要ですから、任天堂に製品を提供するにしても、それをゼロから開発するのではなく、汎用品とした開発した製品の中から、任天堂の用途に適したものを選択し、それを任天堂用にカスタマイズして製品化します。

    NVIDIAには組み込み用途のワンボードコンピュータがあり、Jetsonというシリーズ名で製品化されています。その中でスイッチに適した製品は、スイッチ用としてはJetson (TX1) Nanoという製品であり、新型スイッチ用としては、この後継のJetson Orin Nanoという製品になります。

    また、このJetson Nanoは最近になって製造が打ち切りになっていて、NVIDIAではJetson Orin Nanoへ更新していますから、Jetson Nanoをスイッチに使用している任天堂は、当然のこととして、スイッチの素材をJetson NanoからJetson Orin Nanoへ更新しなければなりません。

    まあ、ここまでは一本道であり、迷う要素は皆無です。選択肢はこれしかありません。

    問題は、ここからであり、このJetson Orin Nanoには何種類かの性能の異なる製品があり、そのどれを使うかということと、さらにそれを任天堂用にどうカスタマイズするかということです。

    しかし、それらは、任天堂が、実際のソフトを動作させたり、必要な情報を取るための基本のベンチマークテストをかけながら、最適な使用を導き出し、さらに試作ボードを作り、テストを繰り返しながら、最適な構成に絞り込みます。まあ、それは繊細な作業であり、こまかく知ってもあまり意味はありません。

  • 新しいスイッチについての技術的な書き込みでよく見かけるキーワードはT239というプロセッサですが、これをNVIDIAのホームページで検索しても、全く何もヒットしません。要するに、どこかのブロガーが、何かを解析して、このキーワードを見つけたと言っているだけで、検証はされていないようなので、まあ噂の一つという理解でいいでしょう。

    やはり詳しく知りたいなら、NVIDIAのホームページの開発者向けのブログを当たれば、ポツポツと参考になりそうな情報があるので、それを参考にするのが、調査の正攻法です。

    さらに、任天堂が公式に発言していることでも、開発者のインタビューなどでもポツポツと参考になりそうな情報がありますから、それも組み合わせると、かなり正確に新しいスイッチの正体の迫れます。

    まあ、これは少し面倒な作業なのですから、自分の大切な資産がかかっていますから、ある程度の面倒さは仕方ないということです。

    ところが、ゲーム関連の書き込みなどを見ていて、このNVIDIAのホームページや任天堂のホームページなどにポツポツ出ている情報についての記述は極めて少ないことがわかります。

    せめて、Jetson Orin NanoとかJetPackくらいのキーワードが出てきてもいいだろうと思うのです。一応技術的なことを書くなら「それくらいのことは調べろよな」ということです。

    こういう一次情報を調べる努力をしないで、誰かのブログなどの受け売りや又聞きでそれらしいブログを書くのはやめて欲しいものです。

  • TSMCやサムスンが半導体の微細化の実用化に次々と成功して、主力の半導体の生産を微細なラインに移行すると、今のOrinで使用する7nmのラインを使うのは早めに切り上げ、さらに微細な4nmラインに変更できる時期が近いかもわかりません。

    半導体の製造ラインを微細化すると、消費電力を低下させられますから、電池を小型にしたり、冷却ファンを使わないでもゲーム機を動作させることができ、ファンのコストも減らすことができ、その重さやスペースも削減でき、大きなメリットがあります。

    新型スイッチのマイナーチェンジも近いということです。

  • スイッチの大量生産で有利な風が吹いています。

    その理由は、半導体を製造しているTSMCやサムスンが、さらに最先端の2nmプロセスや、その先の1.6nmプロセスの量産化に成功しつつあり、スマホやHPCや車載用の半導体の製造は、そちらのラインに変更されるので、スイッチで使用する7nmプロセスの製造ラインは、さらに生産に余裕ができ、必要な数の半導体を望むままに作れるからです。

    これは任天堂が言っている、半導体の生産で困ることはないということとも符合します。

  • では転売屋対策として、大量の倉庫在庫を積み上げた上での、新型スイッチの発売開始として、それがスイッチの素直なアップグレード製品であるとして、ベストケースならどうなるかということです。

    スイッチはすでに安定して売れる魅力的なソフト基盤を構築していますから、そこに素晴らしい完成度の新機種が魅力的な値段で発売され、さらに少し溜め込まれていた新作ソフトが次々と発売されたらどうなるかということです。

    要するに、5000万台の在庫を積み上げ、それを一年で売り尽くすとしても、売れるとわかった早い時点で半導体の増産を指示すれば、早ければ年末には、増産分の製品が倉庫に積まれますから、品切れのリスクはありません。

    もちろ、増産文を作り過ぎても、これも同じように時間をかければ売り切ることができますから、何も問題はありません。

    それよりも、機会リスクを最小化することのメリットと、消費者に適正な価格で製品を提供できたことのメリットの方が大きいのです。

    さらに、これで年間で6000万台の販売に成功すれば、スイッチシリーズ全体としては、2億台の壁を突破できたことなり、ゲーム専用機としては大きな金字塔を打ち立てたことになります。

  • 転売屋対策として、大量の倉庫在庫を積み上げた上での、新型スイッチの発売開始として、それがスイッチの素直なアップグレード製品であるとして、万一のワーストケースとして不運にも人気が高まらず、不良在庫になったらどうなるのかというとですが、問題ありません。

    なぜなら、スイッチはすでに安定して売れる魅力的なソフト基盤を構築していますから、不人気でも、時間をかければ売り切ることができます。

    要するに、5000万台の在庫を積み上げ、一年で2000万台しか売れなくても、翌年にも2000万台を売り、さら次の半年で1000万台を売ればいいことです。

    その間にかかるコストは、潤沢な自己資金が拘束されて、そこ得られる僅かな金利収入が少し減ることと、倉庫の保管費用くらいのものですから、影響はほとんどありません。

    また、売り上げも、スイッチプラットホームとしては、増加して、1億5000万人くらいに近づきますし、新しいソフトも発売されますから、経常利益は7000億円を超え、過去最高益を更新し続けます。

    これがワーストケースですが、利益の花園のような世界です。

  • 新型スイッチの発売で問題になりそうなことは、品不足による転売屋の横行です。

    それに対しての任天堂の回答を引用しますと、「Nintendo Switch の後継機種の供給については、まだ発売タイミングをお話ししていませんので具体的にはお答えできませんが、現時点では一昨年までのような半導体部品等の供給不足は起きていないことから、半導体部品等の供給が後継機種の発売に際して大きな問題になることは想定 していません」とあります。

    まあ、昨日の任天堂の発言からも、部品生産は開始されていると思われ、半導体の生産に半年くらいかかるとしても、秋には大量の部品が組み立て工場に届き、そこから組み立てが開始されるとして、春にはかなりの在庫の積み上げができ、そこで発売して、店頭の品切れを起こさなければ、転売屋の横行は防げます。

    結局、転売屋対策とは、十分な生産を事前にすることであり、それをするということはメーカーがリスクを負うということであり、そのリスクとは製品に魅力が無く売れ行き不振を引き起こすということであり、この難問をクリアできていて、在庫を売り切れる自信があるということです。

    その自信があるということは、新しいスイッチが、現在のスイッチとは大きく異なる製品という、大きな賭けをした製品ではなく、大幅な仕様の変更は抑えた、素直なアップグレード製品であるということの証拠ともなります。

  • そもそも、長期の投資家は、目先の株価の値動きなどはどうでもいいと思っている投資家であり、真剣に見ていることは、5年先とか10年や20年先の任天堂の成長であり、任天堂が将来大きく成長していれば、株価もその後を追って高くなるというふうに考えているのです。

    そこで大切なことは、任天堂の仕事の分析と、それに対する市場の支持と、その背景となるコンピュータ世界の技術進歩の深い理解です。

  • 投資業界は、ボラリティーの大きさが給料に比例しますから、上でも下でも、煽れるネタがあれば、全力で煽りまくり、効果が薄れたら、手のひら返しして、反対の方角にまた煽りまくり、売り買いを最大化させます。

    まあ、投資業界に、そんなことはするなと言っても、それが飯のタネなので、やめるわけはありません。

    まあ投資家としては、繁華街で客引きが声を枯らしているな、というくらいに認識していればいいのです。

    任天堂の株価が決算でどう動くのかは誰もわかりませんが、投資業界には儲けのチャンスですから、精一杯の声をあげて客引をします。

    まあこんな見え透いた仕掛けに掛かるのも問題です。

    そもそも投資で損をする段階で、投資には適性がないということですが、それでも深入りするのがギャンブラーです。

  • スマホはハードとしては素晴らしいですが、ゲーム機としての問題は、肝心のソフトを開発する会社が過当競争に陥り、ソフトを粗製濫造していて、自壊していることです。

    それに対応するため、グーグルやアップルもソフト開発に乗り出しましたが、どうもこういうソフト開発は苦手のようで、成功してきません。

    もうスマホでのゲーム開発は終わっているということです。

    もちろん任天堂のやっている携帯ゲーム機も、多くの会社が挑戦しましたが、ソフト開発で躓いて、成功してきません。

    要するに、スマホも、携帯ゲーム機も、すべての挑戦者が失敗したのです。

    そして唯一の例外的な成功者が任天堂です。

    そのため、任天堂が覇権を取るのは確実なのです。

    なぜならライバルは全て自壊したからです。

    任天堂は勝者の総取りです。

  • 要するに、現在のスイッチは、経常利益で6000億円の基盤を作り、これは安定した磐石の基盤としてこれからも機能し、新しいスイッチは、その蓄積でできた利益の基盤の上に、さらに高い大地を作るということです。

    まあ低くても、経常利益で毎年1000億円くらいの増額を達成し、3年で経常利益がコンスタントに1兆円を達成できる会社になるということです。

    さらに、その過程で、新型のスイッチがとても良い製品であり、さらに任天堂のソフト開発力が倍増から4倍増くらいすれば、任天堂の魅力は圧倒的に高まり、顧客基盤が、2億人とか3億人を目指す可能性がかなり高くなります。

    そのもう一つの理由は、プレステや、XBoxなどの据え置きゲーム機の凋落があり、その市場をスイッチが奪うことです。

    この凋落する市場にパソコンゲームも入る可能性があります。

    さらに、スマホゲームで広がった30億人と言われる新しいゲーム人口が、その先の面白いゲームを目指してスイッチのユーザになる可能性が高く、するとスイッチプラットホームのサイズは10億を目指すことになります。

  • 古川さんの発言や、任天堂の決算資料の微妙な表記や、NVIDIAの英語で書かれた開発者ブログの情報などから、次のスイッチは、現在のスイッチのアップグレード版であることがわかります。

    また、その技術的な意味合いの中で、これから重要なことは、ゲーム機は単体で存在しているのではなく、OS環境や、開発環境、ソフトの蓄積環境、ソフト開発資産の蓄積環境、ソフトの開発経験の蓄積環境、顧客のソフト利用権利の蓄積環境、顧客のソフト利用情報の蓄積環境、1億人以上の顧客基盤環境などなど、多様で多種類の広義のソフト的な資産の蓄積が旧スイッチで蓄積されていて、それがそのまま旧スイッチと新スイッチで共用できる世界になるということが読み取れます。

    まあこれは、標準的なコンピュータの世界では、当然のこととなっていて、我々の日常でのスマホやコンピュータ環境では、こういう環境を便利に使っています。

    ということは、こういう技術の基本環境は、すでに技術的に確立されているので、任天堂は、それを丸ごと利用すればいいだけです。

    それを任天堂が新しく開発する必要は皆無であり、逆にそれを使わない方が、任天堂には大きな開発コストがかかるくらい、当たり前の技術になっているのです。

    ネットではエミュレータの開発が噂されたりしていたこともありましたが、まあ本当に技術に無知な人たちの頓珍漢な見解です。

    環境的にそんなことはもう必要ありません。あえてそれをするのは、まあ違法行為をしたい人達くらいでしょう。

  • 3月頃か、あるいは4月以降に、新型のスイッチが出るとしても、その時期が数ヶ月の範囲で前後していても、大勢には影響しません。任天堂がメーカーとして、最適の時期を選んで決めればいいだけのことであり、それが長期利益の最大化ということですから、長期ホルダーであれば、それを朗報として受け取ればいいだけのことです。

    要するに、月跨ぎの売り上げにビクビクするのは、そもそも成績の上がらないサラリーマンがすることであり、長期的なビジネスプランに沿って仕事をしているので、短期の売り上げの上下変動などは織り込み済みであり、気にする人はいないでしょう。

    短期変動を気にするということは、基本的な仕事の能力が低いからだということです。

  • このように、確かに市場が言うように、スイッチは8年目になりハードとしては時代遅れになりつつあり、ハードのピークアウトは観測されるのですが、他方でソフト販売に注目すると、スイッチプラットホームの数は、任天堂的にはプレイユーザ数ということですが、去年も800万人ほど増加していて、その顧客が任天堂のソフトを買うので、ハードの利益の減少分をプラスで相殺していて、利益的には最高益を持続的に実現しているのです。

    要するに、6000億円以上の経常利益を安定して得られる体制を完成させているのです。

    これが、アナリストが恐ろしいことが起きるぞと、脅して騒いでいた、スイッチのピークアウト現象の結果です。

    要するに、恐ろしいピークアウトの正体は、実は安定した6000億円の利益が持続する利益の花園であったということです。

    アナリストは、まずこの現実を理解し、自分たちの頭の悪さを真摯に受け止め、投資家に謝罪し、できればアナリストの廃業宣言くらいして欲しいものです。

  • 少し深く状況を分析すればわかることですが、そもそもピークアウト懸念されていたのが、そのピークアウト論の谷底に当たる今年の業績も、超保守的な任天堂の通期見通しを例年に倣って補正すれば、経常利益で6000億円くらいとなります。

    これは最近の経常利益を見ると、18年が2220億円、19年が2800億円、20年が3600億円とスイッチの売り上げが最高潮のこの3年間の経常利益はまだ4000億円以下であったものが、次の4年間というスイッチの販売数が落ちてきている時期なのに、21年が6800億円、22年が6700億円、23年が6000億円、24年が6800億円と過去最高益水準を持続させています。

    なぜそうなるのかという理由は簡単であり、任天堂の利益の大黒柱は、スイッチのハード販売での利益から得られているのではなく、すでにスイッチを買って遊んでいるスイッチプラットホームから得られるソフトの販売利益になっているからです。

    そのため、今年のスイッチの販売数が、去年と同じレベルの1500万台であっても、スイッチプラットホームの数は、1億を超えて今も増えているので、ソフト販売も過去と同じ数が期待でき、経常利益も6000億円を上回るということです。

    この6000億円という経常利益は、とても大きなものです。

  • 任天堂の問題点は開発力の払底です。それはシリーズ系のソフトの販売サイクルの遅れを見れば明らかであり、そのソフトに親しみしみながらも、もう飽きたと思い忘れ始める頃に、またシリーズの次のソフトが出れば強く買いたく思うのに、その肝心な時期にソフトが出せません。

    例えばリングフィットアドベンチャーなどは、継続して遊ぶ必要があるソフトであり、3年くらいでシリーズの新作が出て欲しかったのに、出ていませんから、その流れが細くなっています。

    それを任天堂もわかっているので、ゼルダBotWでは、簡単にできる続編としてゼルダTotKを出しています。

    さらに、それをよくわかっているのがポケモンであり、確かにゲームとしての品質は任天堂に比べて落ちますが、それは簡単に速くできることを優先した作風であり、そのマイナスの代償として、シリーズを迅速に出すことを実現していて、ポケモンという世界を子供達に定着させることに成功しています。

    もしこれが、6年サイクルくらいの寡作のゲーム制作サイクルであれば、ポケモンで遊んだ子供たちは、次のポケモンが出る頃にはもう青年になっていて、忘れていて、買ってはくれません。

    ポケモンは健闘しています。

    任天堂がそれをやるためには、社員数が圧倒的に不足しています。今のシリーズ種類で、発売の頻度を倍増させるには、今の開発要員の数である5000人を、10000人まで倍増させる必要があります。

    もちろん、任天堂はそれを認識していて、4年間で採用に1000億円の資金を使い、50000平米で5000人が働ける開発棟を新しく建設し、去年も1000人規模の増員をしている証拠は決算書に記載されているので、増員は着地ゅくと進んでいることはわかります。

    今はその取り組みの結果を待つ時期ということでしょう。

  • 古川さんの質疑応答の中の発言を引用すると、「Wii U は「Wii の後継機」、Nintendo Switch は「全く新しいコンセプトのゲーム機」という表現で説明されていた。今回は「Nintendo Switch の後継機種」と の表現だが、Nintendo Switch の遊び方やコンセプトを引き継ぐという意思の表れなのか」という質問に対して、回答を引用すると「「Nintendo Switch の後継機種」という表現を用いることが最適だと判断し」とあります。

    これは、「Nintendo Switch 全く新しいコンセプトのゲーム機」ということを間接的に否定していることになります。

    また、質問の答えを引用すると、「「年間プレイユーザー」数は、引き続き重要な指標になると考えています」と回答していて、これは任天堂アカウントの一貫性を案に示している発言と考えられます。

    他にも、「任天堂アカウントの重視」とか、「ソフト資産の蓄積」などというキーワードの発言も意識的にされているようです。

    これらの発言の背後に見える新型スイッチ像は、さらにNVIDIAのJetsonシリーズについてのNVIDIAの開発者向けの発言なども重ねてみると、さらに明確な像を結像します。

    それは、アーキテクチャや、ソフトのインターフェイスの規格、操作性のスタイル、開発環境、ソフトの互換性、任天堂アカウントとの関係の維持、ソフトライセンスの共用などは、ほぼ実現されると考えられます。

    まあ、簡単にいうと、新しいスイッチは、現在のスイッチのアップグレード版であり、ソフトの互換性は前後の両方向を持ち、ソフトのライセンスは共用でき、ユーザのソフトの利用データも共用できる環境であるということです。

    もちろん、これは特別なことではなく、現在のパソコンやサーバ、スマホなどでは、これと当然のこととして実現されていることであり、この業界標準の環境の持続性の仕組みを、スイッチも達成しているということであり、スイッチは現在のコンピュータの技術水準に達している製品であるという、当然のことを示しているだけです。

  • 任天堂の業績予想は超保守的です。確かにスイッチの販売台数は減っていますが、利益の大黒柱であるソフト販売の本数は、スイッチプラットホームの数に比例しますから、今季の決算も、新しいスイッチがなくても、経常利益で6000億円前後になるという可能性が高いということです。まあ、最近の平均値的な数字であり、過去最高益に近い数字です。

    しかも、長期投資者には、新型スイッチの発売が、今期中であっても、来期であっても、2年を均して見れば同じことであり、来季の業績がとてもよければ株価は高騰しますから、別にそれを掲示板で遊びながら待つだけです。

    要するに、今季末まで高騰を待つか、それが少し遅れて、その2ヶ月から3ヶ月後の晩春まで待つかの僅かな時間の違いしかありません。

    要するに、同じことです。

  • 任天堂の利益が10倍になると、その利益の3割くらいは、ソフトなどの開発に再投資されます。

    今の開発費が1500億円くらいですが、仮に利益が10倍になると、同じ率で開発投資をするとして、1兆5000億円くらいのソフト開発の投資が毎年行われることになり、任天堂の魅力は、今の何十倍にも膨らみます。

    その含み益はすごいものですから、そこで株を手放すのはとても惜しいのです。

    まあ、そうなると、配当もすごい額になので、別に手放す必要はさらに減ります。

    売り時は難しいということです。

  • 今のスイッチでの任天堂のソフト開発のペースを見ていると、明らかに開発要員不足であることがわかります。

    要するに、開発要員の増員が急務であるということです。そのための対策として、社員の増員と、収容フロアの増床、さらに社員教育の充実を進行させていると予想できます。

    この経営努力の結果、任天堂のソフト開発力は、何倍にも強化され、現在のソフトの蓄積と、これからさらに開発力が増大しての開発の進行で、これからの10年から20年で、かなり大きなソフトラインナップが構築されます。

    それが、スマホでは物足りなくなった、10億人の顧客に任天堂の魅力を強くアピールするのです。

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