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No.596
日本海事新聞社より 川崎汽船、…
2022/12/20 22:34
日本海事新聞社より
川崎汽船、液化CO2船 長期契約。2隻、世界初の商業CCSに参画
ノーザンライツが建造する液化CO2船のイメージ
紙面ビュー
川崎汽船は、世界初の商業的なCO2(二酸化炭素)回収・貯留(CCS)プロジェクトに参画する。19日、ノルウェーのノーザンライツと7500立方メートル型液化CO2船2隻の裸用船契約と定期用船契約を結んだと発表した。契約期間は長期。川崎汽船は長年培ってきた液化ガス船の運航管理に関する知見を生かし、CCSバリューチェーンの構築を支援して、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく。
ノーザンライツは、ノルウェーのエネルギー大手エクイノール、石油・ガスメジャーの英シェル、仏トタルエナジーズの3社が出資するCCS事業会社。同社は北海にCO2を貯留するライセンスを保有する。
ノーザンライツは顧客からCO2を回収し、船舶でノルウェー西部の受け入れ基地まで輸送。パイプラインで海底2600メートルの貯留層に圧入するためのインフラ整備を進めている。
ノーザンライツはその一環で、液化CO2船2隻を中国・大連船舶重工で建造している。今回、川崎汽船は英国子会社のKラインLNGシッピング(UK)を通じて、2024年に竣工する新造液化CO2船2隻の船舶管理を担うことになった。
新造船はノルウェーのセメント会社ノルセム・ブレヴィックや廃棄物発電会社ハフスランド・オスロ・セルシオなど複数のCO2回収施設から、ノルウェーのオイガルデンにあるCO2受け入れ基地までの液化CO2輸送に従事する。
新造液化CO2船はノルウェー船級協会DNV船級、ノルウェー船籍で建造され、主にノルウェー人船員により運航される予定だ。ノーザンライツが保有する。
CCSは発電所や工場などから排出されたCO2を分離・回収し、地中深くに貯留・圧入する技術。カーボンニュートラル社会の実現に向けて、一定の役割が期待されている。
川崎汽船の明珍幸一社長は「世界初のフルスケールCCSプロジェクトに携わる -
No.578
川崎汽船<9107>は反発。2…
2022/12/20 20:46
川崎汽船<9107>は反発。20日付の日本経済新聞朝刊が「川崎汽船の明珍幸一社長は2023年3月期に株主還元の拡大を視野に入れていると明らかにした」と報じた。これを手掛かりとした買いが集まったようだ。報道によると、追加還元は下期の業績と営業キャッシュフローを見極めたうえで検討するという。あわせて液化天然ガス(LNG)の輸送船を25年までに6割増やす考えを示し、成長投資も進める方針としている。
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No.23
ありますよ。日本国内では繊維関…
2022/08/23 15:27
一人だけではありませんよ同様の…
2023/01/05 10:14
一人だけではありませんよ同様の株主はたくさんいます。辛抱してどうしても耐えなければ決断しましょう