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NY外為市場=ドル小幅安、FRBは利下げ時期巡り慎重姿勢
2024年5月18日午前 6:20 GMT+938分前更新

[ニューヨーク/ロンドン 17日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して小幅下落した。インフレが鎮静化の兆しを見せ景気の軟化が示唆される中、市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期を巡る憶測が続いている。
15日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)上昇率の鈍化を受けて株式投資家のリスク志向は強まったが、FRB当局者らは利下げ時期について慎重な発言を行っており、ドル安は限定的なものに留まっている。
主要通貨に対するドル指数は0.04%安の104.44となった。
コーペイのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「市場は短期的な利下げ見通しについて慎重になっているが、全体像としては『米国例外主義』の退潮に沿った動きのようだ。米経済鈍化の兆候全てがドルに対する上昇圧力の低下につながり、同時に他の地域が見直される」と述べた。
フェデラルファンド(FF)金利先物が織り込む利下げ幅は縮小し、12月までの利下げ幅は45ベーシスポイント(bp)未満、9月までは21bpとなっている。15日にはそれぞれ約50bpと約25bpだった。
ユーロ/ドルは0.06%高の1.0872ドルとなった。
欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は17日、ユーロ圏の金融政策担当者らは、物価圧力の緩和により来年インフレが目標水準まで低下するとの自信を強めていると述べた。
英ポンドは0.31%高の1.2705ドル。ドル/円は0.17%高の155.64円となった。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.89%高の6万6517ドル。