2024年12月期決算短信の要約
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株式会社アイビスの2024年12月期決算は、主力の「ibisPaint」アプリのサブスクリプション契約数増加やソリューション事業の受託開発拡大により、売上高46.25億円(前年同期比13.2%増)、営業利益11.55億円(同166.1%増)と大幅な増収増益を達成しました。2025年12月期も成長が続く見通しで、AI音声合成技術企業の子会社化によるシナジー効果も期待されます。
主な事業セグメント
株式会社アイビスは、モバイルペイントアプリ「ibisPaint」の開発・運営を行うモバイル事業と、IT技術者派遣やアプリケーション受託開発を行うソリューション事業を主な事業セグメントとしています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の経営成績は、売上高46.25億円(前年同期比13.2%増)、営業利益11.55億円(同166.1%増)、経常利益11.7億円(同173.4%増)、当期純利益8.39億円(同190.8%増)と大幅な増収増益となりました。モバイル事業では「ibisPaint」のダウンロード数が4億4,967万件に達し、サブスクリプション契約数が大きく増加しました。ソリューション事業では受託開発が89.5%増と大きく成長しました。
貸借対照表の変化
資産合計は32億円(前期末比51.8%増)となりました。主な増加要因は、現金及び預金が9.98億円増加したことです。負債合計は10.71億円(同30.7%増)、純資産合計は21.29億円(同65.2%増)となりました。自己資本比率は65.4%と4.4ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは12.02億円の収入(前年同期比290.9%増)となりました。これは主に税引前当期純利益11.7億円の計上によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは1.44億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは6,200万円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の業績予想は、売上高49.05億円(前年同期比6.1%増)、営業利益12.5億円(同8.2%増)、経常利益12.54億円(同7.2%増)、当期純利益8.7億円(同3.7%増)と増収増益を見込んでいます。なお、2025年1月31日に株式会社テクノスピーチを子会社化したため、連結業績予想は現在精査中です。
株主還元
2024年12月期の1株当たり配当金は40円(前期比26円増)、配当総額は1.46億円(前期比9,500万円増)となりました。2025年12月期の1株当たり配当金は50円(前期比10円増)を予定しています。
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