2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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神姫バス株式会社の2025年3月期第3四半期決算は、売上高377.57億円（前年同期比8.0%増）、営業利益13.56億円（同78.9%増）と大幅な増収増益となりました。自動車運送事業の改善や不動産事業の伸長が業績向上に寄与し、通期予想の達成に向けて順調に推移しています。
主な事業セグメント
神姫バス株式会社の主な事業セグメントは、自動車運送、車両物販・整備、不動産、レジャーサービス、旅行貸切です。自動車運送では路線バスや高速バス、車両管理を行い、不動産では賃貸や住宅分譲を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比8.0%増の377.57億円、営業利益は78.9%増の13.56億円、経常利益は91.3%増の14.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は160.6%増の9.25億円となりました。自動車運送事業の改善や不動産事業の伸長が増収増益に寄与しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比0.1%増の631.14億円となりました。負債は3.2%減の151.77億円、純資産は1.1%増の479.36億円となり、自己資本比率は76.0%に上昇しました。有形固定資産が7.7億円増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が16.26億円減少しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は前年同期の12.62億円から15.29億円に増加しています。これは設備投資の増加を示唆しており、将来の成長に向けた投資が行われていると考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高529億円（前期比6.9%増）、営業利益32億円（同1.7%増）、経常利益33.8億円（同2.9%増）、親会社株主に帰属する当期純利益22.6億円（同0.4%増）を見込んでいます。この予想は前回公表時から変更されていません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は前期比20円増配の60円（中間30円、期末30円）を予定しています。これは前回予想から変更ありません。配当性向は約16%となる見込みです。
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