調べてみました。間違っている点があれば教えてください。
イトーキ(7972)はオフィス家具メーカーとして知られていますが、物流自動化事業(マテリアルハンドリングシステム)も重要な事業の柱の一つです。
倉庫を運営する事業者ではなく、倉庫や工場で使われる自動化設備を開発・製造するメーカーです。
自動倉庫、シャトル式搬送システム(自社開発の「システマストリーマー」シリーズなど)、コンベヤなどを設計・製造し、物流センターや製造現場向けに提供しています。
物流設備を含むセグメントは「設備機器・パブリック事業」として区分されており、2025年12月期の売上高は約406億円、全社売上高(約1,537億円)に対する構成比は約26%です。
ただしこのセグメントには物流設備以外に、特殊扉、公共施設機器、さらに研究施設・プラント機器を扱う子会社ダルトンの事業なども含まれるため、厳密には「物流自動化事業単体」の構成比ではなく、やや広い括りの数字である点に注意が必要です。
利益面では、高収益なオフィス家具事業(ワークプレイス事業)が営業利益の約8割(2025年12月期で約80%)を稼ぎ出しており、設備機器・パブリック事業の営業利益構成比は約18%程度(同年24.9億円/全体136.8億円)です。
売上構成比よりやや利益構成比が低く、オフィス家具事業に比べて収益性は劣りますが、事業の多様化という観点では欠かせない存在です。
競合にはダイフクや村田機械がありますが、これら2社は世界トップクラスの総合マテハンメーカーであり、超大型物流センター、自動車工場、半導体工場、空港などの巨大案件を数多く手掛けています。
一方、イトーキは規模では両社に及ばず、国内の中~大規模物流センターや、食品・医薬品・製造業向け案件を中心に手掛けているとされています。
イトーキならではの特徴として、オフィス家具事業で培ったノウハウを生かし、物流センター内の事務所・休憩スペースなど施設全体を含めた提案ができるとされる点や、長年開発を続けてきたシャトル式自動倉庫技術があります。
規模ではダイフクや村田機械に及びませんが、国内市場での差別化を図る企業の一つです。
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