2025年3月期 第３四半期決算短信の要約
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日産車体の第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が8.2%増の2,511億円となった一方、利益面では新型車の生産コスト増加により減益となりました。通期では売上高3,513億円、営業利益44億円を見込んでおり、第4四半期での業績改善が期待されます。自動車関連事業を中心に、新型車の生産効率化が今後の課題となっています。
主な事業セグメント
日産車体株式会社の主な事業セグメントは自動車関連、設備メンテナンス、情報処理、人材派遣です。自動車関連事業が売上高の大部分を占めており、乗用車、商用車、小型バスの製造・販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比8.2%増の2,511億円となりました。これは主に「新型インフィニティQX80」や「新型パトロール」、「新型アルマーダ」による増加によるものです。一方、営業利益は24.8%減の22億円、経常利益は17.8%減の27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は15.1%減の17億円となりました。これは主に新型車の生産に要した追加コスト等の影響によるものです。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比2.4%増の2,645億円となりました。主な変動は、預け金の215億円減少、受取手形、売掛金及び契約資産の201億円増加です。負債合計は8.0%増の907億円となり、主に支払手形及び買掛金が93億円増加しました。純資産合計は0.3%減の1,737億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、預け金が215億円減少し、受取手形、売掛金及び契約資産が201億円増加していることから、営業活動によるキャッシュフローが減少している可能性があります。投資活動については、有形固定資産の取得による支出があったと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高3,513億円（前期比16.7%増）、営業利益44億円（同349.3%増）、経常利益49億円（同251.8%増）、親会社株主に帰属する当期純利益24億円（同489.5%増）を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期での業績改善を見込んでいると考えられます。
株主還元
2025年3月期の年間配当予想は1株当たり13円（中間配当6.5円、期末配当6.5円）となっており、前期と同額を維持する予定です。
注意事項
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