ソアー、OPERA Solutions社とペロブスカイト太陽電池などの共同試作を実施
~高性能バリア膜の独自技術によりペロブスカイト太陽電池の高耐久化に向けた可能性を実証~
サクサグループで有機ELデバイスの開発・製造受託サービスを提供する株式会社ソアー(以下、ソアー)は、有機エレクトロニクス分野における先端的知見を有するOPERA Solutions株式会社(以下、OPERA Solutions社)と共同で、高性能バリア膜技術の実用化に向け、フレキシブル有機ELおよびペロブスカイト太陽電池の試作を行いました。
近年、有機ELディスプレイやペロブスカイト太陽電池、ウェアラブルデバイスなどの分野では、軽量化・薄型化・フレキシブル化への要求が高まっています。
一方でこれらのデバイスは水分や酸素の影響を受けやすく、性能劣化や寿命低下の要因となることから、高性能なバリア膜による保護が不可欠です。特にフレキシブルデバイスでは、優れた耐湿性に加えて屈曲性との両立が求められており、高性能バリア技術の確立が重要な課題となっています。
今回、ソアーが培ってきた独自の膜封止技術とOPERA Solutions社が有する有機エレクトロニクス分野の知見を組み合わせ、高性能バリア膜を形成するとともに、フレキシブルOLEDおよびペロブスカイト太陽電池向け試作品を製作しました。
形成したバリア膜についてCa腐食法による性能測定を実施した結果、水蒸気透過率(WVTR)10-5g/m2/dayレベルを確認し、水蒸気をほとんど通さない優れた耐湿性能を実証しました。
また、本バリア膜を適用した試作品の製作を通じて、有機ELやペロブスカイト太陽電池をはじめとする次世代デバイスへの展開可能性を確認しました。
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