2025年3月期第3四半期決算短信の要約
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株式会社鶴見製作所の2025年3月期第3四半期決算は、売上高469.12億円(前年同期比7.0%増)、営業利益65.97億円(同4.8%増)と増収増益となりました。ZENIT INTERNATIONAL S.P.A.の完全子会社化による特別利益計上も寄与し、親会社株主に帰属する四半期純利益は70.47億円(同22.3%増)と大幅増益を達成しました。
主な事業セグメント
株式会社鶴見製作所の主な事業セグメントは、日本、北米、アジア、欧州です。各地域でポンプ製品の製造・販売を行っており、建設機械市場、設備機器市場、官公庁市場などに製品を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は469.12億円(前年同期比7.0%増)、営業利益は65.97億円(同4.8%増)となりました。経常利益は79.35億円(同6.3%減)でしたが、ZENIT INTERNATIONAL S.P.A.の完全子会社化に伴う特別利益17.21億円の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は70.47億円(同22.3%増)と大幅増益となりました。日本セグメントが好調で、売上高・利益ともに増加しました。
貸借対照表の変化
当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,259.09億円(前期末比9.2%増)となりました。ZENIT INTERNATIONAL S.P.A.の子会社化により、のれんが37.15億円、棚卸資産が45.16億円増加しました。負債は303.63億円(同20.7%増)、純資産は955.45億円(同5.9%増)となり、自己資本比率は74.8%(前期末77.0%)に低下しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュ・フローは減少、投資活動によるキャッシュ・フローは大幅な支出、財務活動によるキャッシュ・フローは増加したと推測されます。現金及び預金は3.1億円減少し、短期借入金が49.5億円増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高650億円(前期比3.8%増)、営業利益80億円(同10.5%減)、経常利益95億円(同24.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益66億円(同20.4%減)を見込んでいます。ZENIT INTERNATIONAL S.P.A.の連結業績への影響も織り込んでいますが、前回公表からの変更はありません。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年3月期の1株当たり配当予想は54円とされています。
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