決算所感
・マイナスポイント
7-12月期中間期ベースで見れば、前年同期比で減収、営業経常最終利益半減
・プラスポイント
10-12月期直近四半期ベースで見れば、前年同期比で二桁増収、営業経常20%超え増益、最終10%弱の増益
自己資本比率前期末79.6%→12月末84.6%と良化
通期予想に対する低進捗率に関して
「当社グループは、例年第3四半期連結会計期間に収益が偏る傾向にありますが、当中間連結会計期間の連結業績は、予想の範囲内で推移しております。また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しにつきましても、現在のところ重要な変更事項はありません。そのため、通期の業績予想につきましては、2025年8月8日公表から変更はございません。」
・個人的な感想
上記のみなら、個人的には決算への評価はイーブン
但し、明日から今年一杯、発行済み株式数に対して4.4%と少し大き目な自社株買いを市場買付で行う事はサプライズ
ここからは個人的な憶測だが、何故、12月末現預金が12億円であり、15億円を超えていないが2億円の自社株買いを行うのか?
必要現預金として自己資金10億円を運転資金として確保
戦略投資資金(M&A・設備投資など)として5億円を確保
これを超過して創出されたキャッシュフローは株主還元
とあるため、単純に考えれば、17億円のキャッシュを今日現在、得ており、更に、昨年の中間決算(終値661円)時にも自社株買いを発表しており、その際は2.2%の買付→5/14の本決算時(終値684円)に5.1%の買付に拡大している
経営陣としては、600円台の株価は安いと考えており、今期も1-3月期第三四半期の業績がある程度堅調であり、足元でも現預金が増加し、自社株買いの実施に踏み切ったものと推測できる
いずれにせよ、上場企業の中には東証の要請に反してPBR1倍を大きく割れてPBR0.2倍台や0.3倍台という株価水準でありながら、本業に関係のない多額の有価証券や遊休地などを売却せずに抱え込んで株価対策や株主還元を渋っていたり小出しにしている他の上場企業の経営者とは異なり、HMTの経営陣は株価に対する高い意識や余剰の資本は株主に還元する姿勢など上場企業の経営者として大変ふさわしいと感じる