2025年８月期第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社トリプルアイズの2025年8月期第2四半期決算は、AIソリューション事業の大幅な成長により売上高が35.8%増の27.62億円となりました。経常利益は148.3%増の8,300万円、親会社株主に帰属する中間純利益は28.1%増の3,700万円と増益を達成。第三者割当増資により財務基盤も強化され、自己資本比率が35.4%に改善しています。
主な事業セグメント
AIソリューション事業（AIインテグレーション、AIプロダクト、エンジニアリング）とGPUサーバー事業の2つのセグメントで構成されています。AIソリューション事業が主力で、AI/システム開発、AI搭載の自社プロダクトサービス、自動車設計を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は27.62億円（前年同期比35.8%増）と大幅に増加しました。一方、営業損失は2,200万円（前年同期は1,000万円の損失）と拡大しました。EBITDAは2.08億円、経常利益は8,300万円（前年同期比148.3%増）、親会社株主に帰属する中間純利益は3,700万円（前年同期比28.1%増）と、増収増益となりました。AIソリューション事業の売上高が70.7%増と大きく伸長し、全体を牽引しています。
貸借対照表の変化
総資産は57.65億円（前期末比17.3%増）、純資産は20.4億円（前期末比140.1%増）と大幅に増加しました。主な要因は、現金及び預金が8.47億円増加したことと、第三者割当増資等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ6.24億円増加したことです。自己資本比率は17.3%から35.4%に改善し、財務基盤が強化されました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2,600万円の収入（前年同期は2.73億円の収入）と減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは8,500万円の支出（前年同期は8.94億円の支出）と改善しました。財務活動によるキャッシュ・フローは9.05億円の収入（前年同期は4.01億円の収入）と大幅に増加しました。主な要因は株式発行による収入10.94億円です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の業績予想は前回予想から変更なしです。売上高59.92億円（前期比35.9%増）、営業利益1.11億円（前期比192.6%増）、経常利益9,800万円（前期比109.6%増）、親会社株主に帰属する当期純利益3,000万円（前期比59.6%減）を見込んでいます。当中間期の営業損益は計画を下回っていますが、GPUサーバー事業の3月単月での改善を見込み、現時点での予算修正は行わない方針です。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年8月期の期末配当予想は0円となっています。
注意事項
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