4月20日、日本東北地方沖で発生したマグニチュード7.7の強い地震は、岩手県、青森県、宮城県、福島県の4つの半導体産業集積地に影響を及ぼし、サプライチェーン断絶への市場の懸念を高めています。影響を受けた工程の中でも、フォトレジスト供給網のリスクが最も集中しており、キオクシアNAND工場の生産状況にも不確実性が生じています。
キオクシアは岩手県北上市にあるNAND工場の生産を一時停止しました。初期点検に1~3日を要すると見込まれ、全面生産再開のスケジュールは未定です。2工場合計で世界のNAND生産能力の5~8%を占めています。ただし、IC Smartがキオクシア内部関係者を引用したところによると、同社は生産停止を発表しておらず、今回の地震による工場への実質的な影響は限定的だとしています。双方の見解に相違が見られます。
フォトレジスト供給網はより深刻な圧力に直面しています。東京応化工業(TOK)は福島県郡山市の工場を全面停止させ、停止期間は4~6週間と見込まれています。同工場は世界の先進的フォトレジスト生産能力の約25%を占めています。信越化学工業の福島白河工場も操業停止を発表し、設備再較正に4~8週間を要すると見込まれています。
一方、半導体製造装置とシリコンウェハー分野への影響は比較的限定的です。東京エレクトロン(TEL)は、影響を受けた東北工場で構造的損傷が確認されず、正常運営を再開したと発表しました。信越化学工業とSUMCOの12インチウェハー工場は4月21日から順次生産を再開する見込みです。アナリストは、TOKと信越化学工業のフォトレジスト生産ラインの再開時期が、今後数週間のサプライチェーン観測における核心的な変数になると指摘しています。
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