今回、製品への価格転嫁も功をなしこれからの時代に対応できる企業と成長したようです。
海外事業についての売り上げ比率は全体の21.1%
(日本経済新聞 2026年8月5日)
レンゴー純利益93%増 4〜6月、値上げ浸透し海外買収も寄与。
レンゴーが5日発表した2026年4〜6月期の連結決算は純利益が前年同期比93%増の115億円だった。板紙や段ボール、フィルム包装の値上げが浸透した。25年7月にイタリアの段ボールメーカーを買収したことも寄与した。27年3月期通期の業績予想は、先行きが不透明なため据え置いた。
売上高は11%増の2757億円、営業利益は73%増の178億円。25年7月にイタリアの段ボールメーカーを買収した効果が出た。中東情勢の緊迫化にともない、フィルム包装や自動車部品などの重量物段ボールを前倒しで購入する顧客が増えているという。27年3月期通期の売上高は前期比8%増の1兆900億円、純利益は48%増の310億円の見通し。
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「拡大」から「収益重視」へ】──段ボール業界が示した物流企業への重要なメッセージ
段ボール最大手のレンゴーが、これまで進めてきた海外事業の拡大路線を見直し、採算重視へと大きく舵を切ります。
2026年3月期は、欧州における自動車部品向け段ボール需要の低迷などが影響し、海外事業が11期ぶりの営業赤字となりました。これを受け、同社は海外売上高比率の目標を従来より引き下げ、利益を重視した経営へ転換する方針を示しています。
一見すると「段ボールメーカーの経営判断」に見えるニュースですが、物流業界の視点で見ると、その意味は決して小さくありません。
物流の現場にも通じる「量より質」の時代が、さらに鮮明になってきたと言えるでしょう。
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