日生社長、2026年度後半に日銀追加利上げ想定-国債入れ替え強化へ

日本生命の朝日社長(19日、都内)Photographer: Taiga Uranaka/Bloomberg
Nao Sano、Taiga Uranaka
2025年12月22日 at 0:00 JST
日本生命保険の朝日智司社長はブルームバーグとのインタビューで、日本銀行の次の利上げは2026年度後半ごろになりそうだとの見通しを示した。金利上昇を踏まえ、含み損を抱えた国債の入れ替えや保険商品の競争力向上など対応を強化する。
日銀は19日の金融政策決定会合で、政策金利を0.5%程度から0.75%程度に引き上げることを決定した。1月以来の利上げで、1995年以来の高水準となる。日本生命は約83兆円の資金を運用する大手機関投資家。日銀の金融政策の動向は日生を含めた機関投資家の運用戦略に影響を与える。市場では次の利上げ時期を見極めようと関心が集まっている。
朝日社長は追加利上げの時期について「物価や経済動向に応じて利上げのタイミングを慎重に見極めていくだろう」と述べた。その上で、来年度の「後ろの方」に行われるとの想定を示した。
日本生命では今年、一時払い終身保険など一部商品の予定利率を引き上げた。新規の保険契約者にとっては魅力が高まることになる。さらなる引き上げについては「金利の情勢を見極めながら、もう一段あるかについては考えていく」と述べた。