2025年6月期 第2四半期(中間期)決算短信の要約
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あい ホールディングス株式会社の当中間期は、売上高が323億1,900万円（前年同期比30.5％増）と大幅に増加しました。一方で、営業利益と経常利益は減少しましたが、親会社株主に帰属する中間純利益は145億8,100万円（同18.5％増）と増加しています。岩崎通信機の完全子会社化により、事業ポートフォリオの拡大と経営基盤の強化が進んでいます。
主な事業セグメント
あい ホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、セキュリティ機器、カード機器及びその他事務用機器、情報機器、計測機器、情報通信、設計事業です。これらに加え、節電・省エネシステム、ソフトウェア開発、保守サービスなども展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は323億1,900万円（前年同期比30.5％増）となりました。一方、営業利益は38億8,300万円（前年同期比24.1％減）、経常利益は37億5,000万円（前年同期比73.6％減）と減少しました。しかし、親会社株主に帰属する中間純利益は145億8,100万円（前年同期比18.5％増）と増加しています。セグメント別では、セキュリティ機器や計測機器が好調である一方、情報機器の業績が低下しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比374億7,200万円増の1,313億7,400万円となりました。主な増加要因は、現金及び預金133億4,000万円増、受取手形、売掛金及び契約資産38億1,500万円増、土地183億8,400万円増などです。負債は114億500万円増の247億9,300万円、純資産は260億6,600万円増の1,065億8,000万円となりました。自己資本比率は80.8％と、前連結会計年度末の85.2％から減少しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは17億8,800万円の収入（前年同期は34億2,100万円の収入）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは139億5,600万円の収入（前年同期は59億200万円の支出）となり、主に有形固定資産の売却による収入88億4,500万円などが寄与しています。財務活動によるキャッシュ・フローは25億5,000万円の支出（前年同期は21億5,900万円の支出）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想について、売上高は680億円（前期比36.5％増）、営業利益は105億円（同6.6％増）、経常利益は113億1,700万円（同43.0％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は178億500万円（同13.5％増）を見込んでいます。前回公表した業績予想からの変更はありません。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり45円が予定されています。次期（2025年6月期）の期末配当予想は1株当たり55円、年間配当予想は100円となっています。これは前期の年間配当90円から10円の増配となります。
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