2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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トーメンデバイスの2025年3月期第3四半期累計期間は、売上高3,075億円（前年同期比15.0％増）、営業利益87億円（同22.5％増）と大幅な増収増益を達成しました。特にメモリー製品の売上が22.4％増加し、業績を牽引。通期予想も上方修正され、売上高4,300億円、営業利益100億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
トーメンデバイスの主な事業セグメントは、半導体製品（メモリーとシステムLSI）、ディスプレイ、その他の電子部品の販売です。特にメモリー製品が売上の大部分を占めており、サーバー・ストレージ、PC、車載向けが主要な市場となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が3,075億1,200万円（前年同期比15.0％増）、営業利益87億2,300万円（同22.5％増）、経常利益63億6,800万円（同42.0％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益47億5,400万円（同503.8％増）と大幅な増収増益となりました。主にサーバー・ストレージおよび車載向けの売上増加が寄与し、特にメモリー製品の売上が22.4％増加しました。一方、システムLSIの売上は14.8％減少しています。
貸借対照表の変化
総資産は1,605億5,700万円（前連結会計年度比23.3％増）となり、主に商品の増加によるものです。負債は1,106億6,100万円（同30.6％増）で、主に短期借入金と買掛金の増加によります。純資産は498億9,500万円（同9.6％増）となりました。自己資本比率は31.1％と、前連結会計年度末の34.9％から低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスと推測されます。これは主に商品の大幅な増加（前期末比96.5％増）によるものです。一方、財務活動によるキャッシュ・フローはプラスと考えられ、短期借入金の増加（同54.7％増）が主な要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高4,300億円（前期比16.0％増）、営業利益100億円（同5.5％増）、経常利益72億円（同16.1％増）、親会社株主に帰属する当期純利益55億円（同162.4％増）と上方修正されました。第3四半期までの実績と為替の円安推移を踏まえ、特に純利益の大幅な増加を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金予想は300円で、前期実績の200円から100円の増配が予定されています。配当性向は37.1％となる見込みです。
注意事項
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