(業績シミュレーション)百万円
26.5 / 1481棟 / 売468 / 営15(3%)
27.5 / 1999棟 / 売631 / 営25(4%)
28.5 / 2698棟 / 売859 / 営42(5%)
29.5 / 3642棟 / 売1159 / 営69(6%)
30.5 / 5000棟 / 売1564 / 営109(7%)
*引渡棟数は年+35%成長で試算
*売上高は引渡棟数に比例で試算
*営業利益は年1%利益率改善として試算
ロゴスは2030年に5,000棟の引渡棟数を目標に掲げています。
ロゴスホームで2,500棟、その他M&A(豊栄建設、ギャラリーハウス、坂井建設など)で2,500棟がその内訳として示されています。
現在の1,500棟の詳しい内訳は発表されていませんが、25年5月期3Q決算説明資料で豊栄建設は400棟(売上高90億円)、坂井建設は200棟(売上高70億円)、ギャラリーハウスは推定70棟(売上高20億円)と記載がありますので、現在のところロゴスホーム分は800棟程度、M&A分は700棟程度を推移しているものと試算されます。
ロゴスホームは現在の24拠点を2030年に50拠点まで拡大させる目標を掲げており、下期予定の札幌西と大垣を除いて4期で割ると年間6拠点の出店が必要となります。現在年間3拠点の出店ペースを徐々に上げていく必要があり、今期は2拠点実施した既存店舗のリニューアルも含めると、一定程度の投資資金が必要となります。
M&Aは2020年3月に豊栄建設、2022年5月にギャラリーハウス、2024年12月に坂井建設をそれぞれ買収しています。ターゲットとしているのは年間引渡棟数200棟程度で売上規模50億円、そして地域内でブランド力のある注文住宅会社です。これまで概ね2年ごとに買収をしていますので、今年中には何らかの買収発表が予想されます。
また、見逃せないのが子会社ルートリンクの存在です。ルートリンクはフィリピンにて図面作成業務を行うロゴスフィリピンを子会社としており、営業支援ソフトの導入•運用支援や作図サービスなどの工務店支援コンサル(DXコンサル)により、工務店支援プラットフォームを展開しています。
ロゴスが他の注文住宅会社と一線を画しているのがこの群戦略になります。大手のように買収後は自社ブランドに転換して統一化を図るのとは対照的に、ロゴスはそもそも地域でブランド力(のれん)のある会社を買収していますので、それぞれのブランドを残したままオペレーションのみを改善していきます。
そして買収まではいかずともルートリンク社でオペレーションサービスを提供することも可能であり、買収および支援コンサルにより全国35,000社といわれる工務店のネットワーク化を進めることが可能となります。
ネットワーク化が進めば、今度はそのネットワーク自体に利益率の高い収益機会が生まれますので、ルートリンクは全国展開後の次の成長の源泉となる可能性を十分に秘めています。
年間5,000棟というのは10,000棟を超える一条工務店には及びませんが、7,000棟のタマホームに迫る数字であり、4年間で業界首位級となる大きな成長が期待されます。