2026年３月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社ニップンの2026年3月期中間期は、売上高2,079億円（前年同期比1.5%増）、営業利益108億円（同3.1%増）と増収増益を達成。インバウンド需要拡大や価格改定が寄与しましたが、親会社株主に帰属する中間純利益は92億円（同34.0%減）となりました。通期予想は据え置かれ、年間配当66円の予定です。
主な事業セグメント
株式会社ニップンの主な事業セグメントは、製粉事業、食品事業、その他事業（ペットフード、健康食品類、エンジニアリング、外食、不動産賃貸等）です。製粉と食品が主力で、多角的な事業展開を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高が2,079億300万円（前年同期比101.5%）、営業利益108億5,500万円（同103.1%）、経常利益121億3,000万円（同100.3%）となりました。インバウンド需要の拡大やマーケティング戦略の効果、価格改定により増収増益となりましたが、親会社株主に帰属する中間純利益は92億6,900万円（同66.0%）と減少しています。これは前年に遊休地売却による特別利益があったためです。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比5.6%増の4,215億800万円となりました。主な増加要因は、有形固定資産81億8,800万円増、投資有価証券62億9,800万円増です。負債は前期末比2.4%減の1,490億100万円。純資産は前期末比10.6%増の2,725億600万円となり、自己資本比率は62.9%に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは90億円の収入（前年同期比36.7%増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは134億9,600万円の支出（同308.1%増）、財務活動によるキャッシュ・フローは53億7,800万円の収入（前年同期は50億4,600万円の支出）となりました。結果、現金及び現金同等物の残高は前期末比1.0%増の418億9,000万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高4,240億円（前期比3.2%増）、営業利益215億円（同0.1%増）、経常利益245億円（同0.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益202億円（同18.4%減）を見込んでいます。前回発表からの修正はありません。
株主還元
1株当たり年間配当金は66円の予定で変更ありません。中間配当は33円、期末配当も33円を予定しています。
注意事項
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