日経平均は80円高と3日ぶり反発、週末要因もあり様子見=12日後場

4/12 15:19 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
AGC5,833+72
芙蓉リース13,580-10
オリックス3,241+53
三井不1,613+43.50
菱地所2,908+100.50

 12日後場の日経平均株価が、前日比80円92銭高の3万9523円55銭と3日ぶりに反発。TOPIX(東証株価指数)が同12.68ポイント高の2759.64ポイントと続伸して取引を終えた。現地11日の米国株式市場で、ハイテク株が堅調な値動きを示し、ナスダック総合指数が反発し終値ベースでの史上最高値を更新したことから、買いが先行。日経平均は午前9時3分に、同332円19銭高の3万9774円82銭を付けた。買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となったほか、週末要因もあり、様子見姿勢が強まったもよう。東証プライム市場の出来高は16億3518万株、売買代金は4兆5786億円。騰落銘柄数は値上がりが931銘柄、値下がりは664銘柄、変わらずは57銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち26業種が上昇、7業種が下落した。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、芙蓉リース <8424> 、オリックス <8591> などのその他金融株が上昇。AGC <5201> 、住友大阪 <5232> などのガラス土石株や、ニッスイ <1332> 、マルハニチロ <1333> などの水産農林株も高い。アサヒ <2502> 、キリンHD <2503> などの食料品株や、ニデック <6594> 、東エレク <8035> などの電気機器株も堅調。浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株や、INPEX <1605> の鉱業株もしっかり。一方、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株や、ニトリHD <9843> 、ファストリテ <9983> などの小売株が安い。

 個別では、ローツェ <6323> 、ベルク <9974> 、霞ヶ関キャピ <3498> 、さくら <3778> 、オオバ <9765> などが上昇。半面、新光商 <8141> 、C&R社 <4763> 、SHIFT <3697> 、佐鳥電機 <7420> 、三井ES <7003> などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/12(金) 15:19

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