大成建設－急騰　大林組が配当方針変更と増配で買い殺到　ゼネコン各社に思惑

　大成建設<1801>が急騰。大林組<1802>が4日に、配当方針を変更し24.3期の期末配当予想を引き上げると発表したことが材料視されている。

　大林組は4日、24.3期の期末配当予想を従来の21円から51円（前期末は21円）に引き上げると発表。配当方針については、自己資本配当率（DOE）の目安を従来の3％程度から5％程度に変更した。株主還元の強化を受け、5日の取引では大林組に買いが殺到して寄り付いていない。
　
　ゼネコン各社にも株主還元強化の思惑から買いが入っており、同社のほか清水建設<1803>、鹿島<1812>なども大幅高となっている。