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医薬品大手イーライリリー・アンド・カンパニー<LLY>は17日、肥満・糖尿病治療薬「ゼップバウンド(一般名チルゼパチド)」について、第3相臨床試験において閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)に対する効果が認められたと発表した。
臨床試験では、ゼップバウンドを注射することで肥満成人の中等度から重度の睡眠時無呼吸症候群の重症度を示す無呼吸低呼吸指数(AHI)を最大約63%低下させることができたとしている。イーライリリーは今後、ゼップバウンドの適応症にOSAも加えるため、24年半ば以降にもFDA(米食品医薬品局)など世界各国の医薬品当局に申請するとしている。米国ではOSA患者数は8000万人で、このうち、中等度から重度は2000万人超となっている。
なお、FDAの最新情報によると、チルゼパチドの需要が急増しているため、これを含有するゼップバウンドおよび、イーライリリーの肥満治療薬「マンジャロ」は24年6月まで供給不足の状況が続く見通しとなっている。
<関連銘柄>
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提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
最終更新:4/18(木) 10:10
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