＜米国株情報＞テスラ、ＦＳＤの月額利用料を大幅に値下げ

　ＥＶ（電気自動車）大手テスラ＜ＴＳＬＡ＞のイーロン・マスクＣＥＯ（最高経営責任者）は１２日、オプションとしてユーザーに提供している同社の完全自動運転機能「ＦＳＤ」の月額利用料を１９９ドルから９９ドルに引き下げたことを明らかにした。

　ＦＳＤはドライバーの監視が必要だが、車線変更や右左折、他の車両や障害物を避けて運転するなどが可能。米国の約２５０万台のテスラ所有者のうち、１６％の約４０万台がＦＳＤを利用しているが、テスラは４月初めから販売促進の目的で、１カ月間無料キャンペーンを実施中。市場では今回の値下げにより、ＦＳＤの利用者が増加するとみている。

　ただ、マスクＣＥＯは今回の値下げが一時的なのか、または恒久的なのかは明らかにしていない。

＜関連銘柄＞
　ＮＡＳＤ投信 <1545> 、ＮＹダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547> 、
　ＳＰＤ５００ <1557> 、ＮＹダウ <1679> 、ＮＹダウブル <2040> 、
　ＮＹダウベア <2041>

提供：ウエルスアドバイザー社