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ロケット「H3」3号機、6月30日打ち上げへ JAXA 2024/4/26 9:39 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、基幹大型ロケット「H3」3号機を6月30日に打ち上げると発表した。災害時の被害状況を把握する地球観測衛星「だいち4号」を搭載しており、次世代基幹ロケットの本格的な運用が始まる。 H3の3号機は種子島宇宙センター(鹿児島県)から6月30日の午後0時6分〜19分の間に打ち上げる。打ち上げ予備期間として7月1日〜31日を設定する。 H3の初号機は2023年3月、地球観測衛星「だいち3号」を載せて打ち上げられたが、失敗した。24年2月の2号機で打ち上げに初めて成功したが、宇宙への輸送能力を確かめるのが目的で、万一に備えて実用的な衛星は載せていなかった。実用衛星を搭載する3号機の打ち上げに成功することが、H3の運用を軌道に乗せるために重要になる。 H3はJAXAと三菱重工業が開発した。日本の基幹ロケット「H2A」の後継機にあたる。H2Aが残り2機で退役するため、H3の安定的な運用は日本が安全保障面で必要な人工衛星の打ち上げや宇宙開発を進めるうえで不可欠となる。打ち上げ費用はH2Aの半分程度となる約50億円を目指している。 H3の3号機に搭載するだいち4号はJAXAと三菱電機が開発した。レーダーを使って夜間や天候の悪いときでも地上を観測し、災害状況の把握や地殻変動の検知などができる。
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今朝のNHKニュースに H3ロケット情報に三菱電機の名前が。 6月30日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定であることが分かりました。 3号機にはJAXAと三菱電機がおよそ320億円をかけて開発した地球観測衛星「だいち4号」が搭載される予定で、災害時の被害状況の把握や火山活動に伴う異変の迅速な発見などに役立てられる計画です。 どうか決算がうまくいきますように!
宇宙航空研究開発機構(JAXA…
2024/04/26 14:19
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、日本の次世代主力ロケット「H3」3号機を、6月30日に鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。 災害の状況把握などに役立てられる国の先進レーダー衛星「だいち4号」を搭載する。 打ち上げ予定時間帯は午後0時6~19分で、打ち上げの予備期間は7月1~31日。 対策を施した2号機が今年2月に初めて打ち上げに成功した。 初号機の失敗でだいち3号が失われたため、2号機では国の重要な衛星の搭載を見送った。 だが、打ち上げに成功したことから、3号機では、だいち4号を搭載することにした。 現在の日本の主力ロケット「H2A」は、今年度中に2機を打ち上げて通算50機で運用を終了し、H3に移行する。 H3は、急拡大する宇宙ビジネス市場での衛星打ち上げ需要の獲得を目指し、低コスト、迅速な打ち上げ、幅広い機体バリエーションなど、顧客の使いやすさを念頭に開発。 商用利用に移行後は年間6機を打ち上げ、20年間で約100機を運用する計画だ。