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最近、台湾のバイオ情報誌「環球生技」のサイトに『非ウイルスCAR-T細胞療法の新たな将来展望に関する台日セミナー』という記事が載り、その内容を見ると台湾の経済省産業発展部の肝入りで日台共同のセミナーが開催されることになり「新日本科学の専門家や関連分野の著名な学者が、非ウイルスCAR-T細胞療法の今後の開発動向やCAR-T細胞療法の開発過程における安全性評価の重要性について議論します」とのこと(https://news.gbimonthly.com/tw/activity/show.php?num=1443)。最初の講演者は、CAR-T細胞療法の固形がんへの応用で著名な研究者である信州大学の中沢洋三教授。ご存じの方も多いと思いますがこの信州大学のCAR-T研究にはイナリサーチが大きく関わっており、2019年にイナリサーチ・ラボが開設された目的も、今後大きく成長するCAR-TとiPSの研究を進めるためでした(https://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2019/11/carsto.html)。 この日本台湾合同セミナーのテーマにある「非ウイルスCAR-T細胞」とは、がん細胞を攻撃すべくT細胞を改造するにあたってAAVなどのウィルスを使う従来の方法に代わり、より安価でより治療効果が持続する中沢教授の「ピギーバック・トランスポゾン法」で作られたCAR-T細胞を意味し、この手法が2021年には日本医療研究開発機構(AMED)の革新的がん医療実用化研究事業にも採択され(https://www.amed.go.jp/news/seika/kenkyu/20210519-01.html)、2023年には医療関連機器の国際的大手である米サーモフィッシャーサイエンティフィックが共同研究に参入するなど(https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/about-us/news-gallery/release/2023/pr051023.html)実用化を視野に入れた研究が進んでいます。
お疲れ様です。 2024年度…
2024/05/24 07:23
お疲れ様です。 2024年度診療報酬改定の施設基準の届出が開始されていますね。 届出期間 5月2日〜6月3日 総務省5/4公表(2024年4月1日現在) https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/pdf/topics141.pdf 「15歳未満の子ども数は43年連続減少、人口に占める子どもの割合11.3%と50年連続の過去最少、すべての都道府県で子どもの数と割合が減少」 移民では追いつかない程の少子超高齢化社会の到来、2025年、2040年問題、人口減と課題多し。(2023年総人口は前年59万5千人の減少、13年連続の減少) 今後、国民皆保険制度の維持からも、先進国同様の予防医療に舵、人的資源不足を補うDTx普及は必然のはずなのに、膨大な予算の厚労省施策は、国民の健康改善どころか精神疾患、ガン患者も右肩上がり。 QOL改善と生産性向上、本当の意味での持続可能な社会について、多くの国民がもっと関心を持つべきと思います。 全てのデジタル化が良い、安全とは思いませんが、以下、開催4年目の日経デジタルフォーラムです。今後を考える一つとしてよろしければ。 デジタル立国ジャパン2024 2024年6月10日(月)、11日(火) https://events.nikkeibp.co.jp/atclnes/event/00012/00041/