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日経平均、米利下げ観測が追い風(先読み株式相場)2024年5月16日 8:05 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL15BW20V10C24A5000000/ 16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸しそうだ。米連邦準備理事会(FRB)が年後半にも利下げに動くとの観測が強まり、前日の米株式市場で主要3指数が過去最高値を更新した。海外勢を中心に投資心理が一段と強気に傾き、日本株にも買いが波及する可能性が高い。日経平均は前日の終値(3万8385円)から300円ほど高い3万8700円程度が上値メドになりそうだ。 15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前日比349ドル(0.88%)高の3万9908ドルと3月28日以来、約1カ月半ぶりに最高値を更新した。同日発表された4月の米消費者物価指数(CPI)が前月比の上昇率が0.3%と市場予想を下回った。インフレの鈍化を示す指標を受け、FRBが利下げを先送りするとの懸念が後退した。S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数も最高値を更新し、日本株は全面高で始まる公算が大きい。 高PER(株価収益率)が多い主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は、米長期金利の低下で相対的な割高感が薄れたとの受け止めから2.87%高で終えた。東京エレクトロンやアドバンテストなど指数寄与度の高い値がさのハイテク株には資金が流入しやすく、日経平均の押し上げ要因となりそうだ。 一方、外国為替市場では円高・ドル安が進んでいる。輸出企業の業績改善期待がやや後退しそうなことは上値を抑える要因だ。日本時間16日早朝の大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物6月物は前日の清算値より340円高い3万8720円で取引を終えた。 個別ではリクルートホールディングスが注目だ。15日、2025年3月期の連結純利益(国際会計基準)は11%減の3150億円〜13%増の4000億円になりそうだと発表した。米欧の景気悪化を想定しており、米求人サイト「インディード」の減速を受けて幅を持たせた業績予想を開示した。値動きが株式相場全体の地合いにも影響を与えそうだ。 国内では内閣府が1〜3月期国内総生産(GDP)速報値を発表する。海外では4月の米住宅着工件数、4月の米鉱工業生産・設備稼働率、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が公表され、FRBのバー副議長が上院銀行委員会で議会証言する。アプライドマテリアルズ、ウォルマートが決算を発表する。
2024年3月期通期決算説明資…
2024/05/16 21:20
2024年3月期通期決算説明資料精査 拡張し続ける人材サービス市場 ●マネジメントメッセージ 1.機電・IT技術者派遣は高収益率に成長、近い将来建設技術者派遣とツートップ 2.在籍技術者数5168人、過去最高 3.連結売上高268億円、Non-GAAP営業利益27億円目標超過目指す ●2025年3月期事業概略・成長戦略 1.建設業界向け人材サービス市場規模は、対2021年度比2026年度+22.6% 2.改正労基法に基づく残業規制対策に関して、建設会社の42%未だ目途立たず 3.主要建設会社28社は施工管理に関して人材派遣活用すると回答 4.大阪万博、半導体工場建設、再開発ビッグプロジェクト目白押し 5.自前採用の拡張、2024年3月期2024人➡2025年3月期2299人、10%強増加 6.自社求人サイト「ベスキャリ建設」オープンし採用拡張、採用数+107% 7.在籍技術者定着堅調 ●2025年3月期業績予想 1.連結技術者数5168人、+31.5% 2.連結売上高300億円、+24.5% 3.営業利益27億円、+26.1% 4.Non-GAAP営業利益32億円、+30% 5.経常利益27億円、+23% 6.純利益17億円、+20% 7.ROE19.4%ベースに積極的株主還元推進、2029年まで減配せず 8.建設業界向け人材サービス業界地位は4位から3位にアップ