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IPOの公募価格は↓の通り、こっちで決められるものじゃないですよ。上場してからの初値は普通の売買なのでいくらでも指値できますが、IPO抽選は決定した公募価格未満でブックビルディング申し込んでたら抽選対象外になります。 >>機関投資家は、目論見書で企業の事業内容などをつかみ、ロードショーの際の面談で社長の資質をみて企業の価値を判断し、想定発行価格に対する意見を述べます。主幹事証券はこの意見を参考に、上場する企業と協議して「仮条件」の価格帯を決定。売り出しを担当する幹事証券がサイトなどで投資家に提示します。募集中に市場が変動するリスクを考慮して、仮条件には一定の幅を持たせます。 その後、約5営業日の「ブックビルディング」期間があります。この期間に各証券会社が投資家から需要申告を受け付け、主幹事が集計します。仮条件に対する購入意向の程度や市場環境などを総合的に分析し、投資家に販売する「公開価格」を決めます。公開価格の発表後、最終的な購入申込期間が4営業日程度設けられ、上場日を迎えます。
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決算説明資料読みました。 1Qの韓国モンゴル事業の営業損益は計画値よりも1億円上振れて着地。もともと下期からの黒字化を計画とのこと。 今期以降の業績拡大を踏まえたIRの強化を目的として、全国各地で個人投資家説明会を開催予定。 6月にIFA(※)向け会社説明会を実施予定。 ※Independent Financial Advisor(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の略称 シンガポール・香港等を拠点に海外IRロードショーも行う予定、北米や欧州についても実施を検討中。 決算は計画通りに進捗で、業績拡大には自信があるようですね。
NASDAQ上場までの流れ …
2024/05/29 23:29
NASDAQ上場までの流れ NASDAQへの上場ですが、日本市場への上場と同じように、証券会社や弁護士、監査法人等の関係者との契約から始まります。上場までのプロセスは、以下の通りです。 1.各種書類の電子化・英訳 米国に所在する関係者に展開する必要がありますので、契約書や請求書、領収書といった書類をスキャンし、データ化するだけでなく、翻訳ソフトを使って英語に翻訳する必要があります。 2.デューデリジェンスの対応 米国の弁護士が英訳された事業計画や契約書といった電子書類をチェックし、上場を目指す企業の価値やリスクを調査します。弁護士から送付されてくるリストにしたがって書類を準備します。 3.米国基準に即した財務諸表の作成 米国に上場するには、米国の会計基準に従った財務諸表が必要になりますので、日本基準から米国基準へ変換する必要があります。 4.米国監査法人による監査対応 米国の監査法人が過去2~3期分の財務諸表の監査を行います。監査法人から送付されてくるリストに従い、必要な財務情報、監査証拠(請求書や領収書等)を準備・提出します。 5.目論見書の作成 米国証券取引委員会(SEC)で指定されたフォーム(F-1またはS-1)にしたがい、目論見書を作成します。 6.米国証券取引委員会による審査 提出した目論見書をSECが審査します。最初の提出から約1か月後にSECからコメントが送付され、コメントにしたがって修正を行います。 7.ロードショー(投資家説明会) 機関投資家による株の購入を促進させるため、ロードショーと呼ばれる投資家説明会を行います。 このように、日本の上場と同じようなプロセスもありますが、各種書類の電子化・英訳、米国の会計基準に従った財務諸表の作成や、米国の監査法人の監査対応等、大きく異なる点もあります。特に財務諸表の作成や監査対応は専門知識が必要となり、さらに時間がかかりますので、事前にしっかりと準備する必要があります。