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証券会社の調査部に所属しているリサーチャーです。資格は必要ないです。証券外務員資格を持っていないとバイサイドは訪問できないけど。
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PL、BSは以前に確認しましたが、新会社の従業員数についても確認しておきます。 (従業員数) タスキ / 40名(23.12) 新日本 / 43名(23.12) オーラ / 17名(24.3) = 新会社 / 100名 オーラ社はタスキか新日本建物の従業員1名が取締役を兼務しており、タスキHDの従業員が監査役を兼務しています。 また、今回株式の譲渡を受けた株主についても個人5名、法人3社がタスキHDの株主でもあり、タスキ、新日本建物の両社ともに保有していた村上三郎氏、東京ウエルズ社、京東社などから譲渡を受けたものと考えられます。 オーラ社の情報、とりわけ横山社長の情報はほとんど出てきませんが、オーラ子会社のオーラ•インベストメント社の求人募集ページでは過去のリサーチャーの求人募集が掲載され、そこでは「新日本建物のグループ企業」と紹介されており、おそらく村田前会長、柏村社長が社内ベンチャーを経て立ち上げたタスキ同様、村上三郎氏などから資金提供を受けた新日本建物のスピンオフ会社であると考えられます。 新日本建物は社内ベンチャー制度を採用しているため独自のグループ網を形成しており、スタンダードに上場しているアグレ都市デザインの大林社長も新日本建物の元常務取締役ですし、ファーストキャビン社の米良前社長はタスキの元取締役、また同じ米良氏は物件の取得売却を活発化させているグランテック社の社長でもあり、規模が急拡大しているエール社の池田社長も新日本建物の前社長と、他にも高級注文住宅のベルクハウス社などが新日本建物の社内ベンチャーであり、非上場企業を中心に次なるインオーガニック戦略も十分に考えられます。 新日本建物の少数精鋭の社風を受け継ぐタスキとオーラ。40名のタスキから見ると2.5倍の100名にまで急拡大しており、近藤会長、柏村社長、横山社長の「3本の矢」の経営力に期待したいと思います。
https://www.aur…
2024/05/20 21:50
https://www.aura-inv.co.jp/ タスキホールディングスを構成する各社はいずれも目覚ましい成長と実績を積み上げていますが、直近で買収したオーラ社の担う役割とその実力に注目したいと思います。 残念ながら買収で騰がった株価は値を消してしまいましたが、先の決算説明会では参加者から 「オーラ社の創業2020年8月と歴史が非常に浅いにも関わらず、売上利益の業績は目を見張るものがありますが、2025〜2026年のオーラの数字が実現できれば、買収金額は非常に割安であると思います」 との声が挙がるほど一見しても価値があります。 オーラ社は売上・利益ともに素晴らしい業績となっていますが、これまで金融機関や不動産仲介業者から受けた情報をもとに営業・仕入を行っていたタスキHDの グループ企業にとって、グループ自身で土地オーナーへ働きかけを可能とするコンサルティング能力があること、土地開発や仕入れにとって貴重な空き家情報を豊富に持つことなどグループ各社にとって強力なシナジーが得られる会社となります。 https://www.aura-inv.co.jp/business/research-partner/ ホームページに掲載された副業情報は、特にユニークです。以前にオーラ社(令和6年1月の会社名称変更前は「オーラ・インベストメント」社)は求人で街中を歩いて街や空き家の情報を集める「リサーチャー」という職種で社員募集も行っていました。このように集めた情報がタスキ社や新日本建物社の開発にも活かされていくことになり、グループ全体ののパフォーマンスを引き上げることに繋がっていくことでしょう。旧新日本建物社との関係性など親和性もあり、買収による株価の上昇が消えてしまっていることは異常事態(チャンス)であると感じております。