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ドコモ異例の社長人事、好調2社は「想定外」で減益--携帯4社決算、黒字化見えた楽天の課題は? 5/21(火) 8:00配信 CNET Japan 黒字化が見えてきた楽天モバイル--ARPUは依然課題 最後に楽天モバイルを有する楽天グループだが、同社の2024年12月期第1四半期決算は売上高が前年同期比8%増の5136億円、営業損益は333億円と、楽天モバイルへの先行投資の影響によって引き続きの赤字決算となっている。 ただ、その楽天モバイルのNon-GAAP営業損失は前年同期比で307億円改善した一方、売上収益は前年同期比3.6%増の998億円と、回復傾向にある。ローミングの継続などによる投資コストの大幅な削減が進んでいるのに加え、契約数の拡大が売上増に影響しているようだ。 とりわけ楽天モバイルの事業を考える上で、今後重要になってくるのは契約数の伸びである。楽天モバイルはこれまで、法人契約に力を入れることで契約数を伸ばしてきたが、2025年に入ってからはコンシューマー向けのテコ入れも実施。「最強家族プログラム」「最強青春プログラム」など、割引施策を相次いで実施したことなどが功を奏し、契約数も5月13日時点で680万に拡大している。 また楽天グループの代表取締役会長兼社長最高執行役員である三木谷浩史氏は、契約数の伸びに加えて、MVNOやBCP向け回線を除いた調整後の解約率が、1.27%と大幅に改善していることも、契約数の伸びに大きく貢献していると話す。 三木谷氏は解約率が提言している理由について、1つに複数回線の契約契約を前提とした割引施策が効果を発揮していること、2つ目に楽天グループのサービスとのシナジーが効果を発揮してきていること、そして3つ目に、KDDIとの新たなローミング契約の締結などによるネットワーク品質の向上を挙げている。 そうしたことから三木谷氏は、2024年中に楽天モバイルのEBITDAを単月黒字化させることを目指すと説明。ようやく念願の黒字化に目途を付けつつあるようだ。だがその実現に向けてはまだ課題が残されており、中でもARPUは非常に大きな課題となってくるだろう。 楽天モバイルは2024年3月時点でのARPUを2024円としているが、それを目標とする2500~3000円に上げるというのは非常にハードルが高い。ARPUが低い傾向にある法人契約が増えているのに加え、楽天モバイルの料金プラン「Rakuten最強プラン」の料金上限が3278円で、なおかつ一連の割引施策を適用するとさらに料金が下がるだけに、ARPUを大幅に上げる要因が見いだせないのが実情だ。 三木谷氏はARPUの向上策に関して、付加価値の高いサービスを提供すると共に「Rakuten Link」での広告展開、さらにデータとAI技術の活用などによって実質的なARPUを引き上げることなど複数の要素を挙げている。だがこのことは、裏を返すとARPUを大幅に伸ばす決定的な策がまだ見いだせていないともいえ、より具体的な戦略が求められる所でもある。
楽天モバイルMNOの顧客より、…
2024/05/30 08:42
楽天モバイルMNOの顧客より、MVNO顧客のほうが利益率単価が高そう。 理由、新規MVNO受付終了から、料金プランの改定が無いため。 5年前の卸値単価から現在の接続料は安いため。 ぶっちゃけ、楽天モバイルMVNOのほうが儲かると言えば? ドコモ回線とKDDI回線の接続料は、随分と下がった。 楽天グループは、MNOよりMVNOのほうが儲かると、内心思って後悔しているだろう。