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この薬を投与しても病気が治癒するわけでもないし、坑コロナウイルス薬のように死亡リスク低減など重大なイベントを回避するような薬ではない。18か月の観察期間で対プラセボでで27%ほど悪化を遅らせるだけ。ADCOMSスコアの経時変化のグラフ見たけど、個人的にはうーんって思ったけどね。 確かに副作用発現率はプラセボと同程度だけど、脳出血のリスクがあるから、添付文書は警告付きだし、日本でも米国のガイドラインにあるような厳格な基準に則り使用すべきという意見が一般的になると思う。この辺りも患者の適応を医師がどう判断するかだね。 年間での薬価は患者1人当たり約298万円。米国では1人あたり年間2万6500ドル(但し体重75キロで計算)。医療経済効果を欧米がどう判断するだろうか。 数年後にガイドラインで弱い推奨がつけば御の字だと思うよ。 やっぱり売り上げが飛躍するには、条件がなかなか厳しめだと思いますけどね。 私は新規で買うのは控えました。
https://www.mix…
2024/05/29 12:06
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=76591 抗コロナウイルス薬全体の処方率が落ちているけれど、ゾコーバのシェアは増加していますよ。むしろ、エビデンス重視の一部専門家?が推しまくっていたパキロビッドのシェアは落ちています。 コロナ再流行が市中で問題になった場合は、この3剤のうちでは薬価の安いゾコーバが伸びるだろうと私は思います。 効果が微妙な薬でも使うという先生もいるし、はっきりしない薬は使わないという先生もいます。今はあまりむきにならずに静観されてはいかがでしょうか。 ここの薬がどうなるかはもう少し臨床での評価を見ないとわからないです。私は結構時間がかかるとみています。