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わんちゃんともうお一方わんわん言い出してしまいました。株価が下がると勢いがありますね。 非常にエビデンスレベルの高い盲検臨床試験で結果がでていますので、ここででた彼らのお気持ち表明など折り込み済みの承認です。 反論するのであれば同レベルの試験をしてからでないと少なくとも科学的には議論になりません。 反ワクチン軍団の議論を彷彿とさせます。 レケンビは蓄積したアミロイドより毒性の強いオリゴマーに結合します。 記憶項目3点(アルツハイマーMCIではこの項目しか落ちない)での0.45点は十分臨床的に感じられる違いですね。 ここで皆様が最も関心のある、現場の売上の話をさせていただきます。 新年度に入った瞬間投与施設が十倍の単位で増えました。なんと一般開業医も入っているのです。当初は認知症センターだけが投与可能かと思っていましたので、非常に驚きました。 身バレになるので深くは言えませんが体制が整った施設からレケンビ投与は非常に速いペースで増えています。 よって皆様のお気持ち表明は別として’使い過ぎ’になるのは目に見えています。株価については現実とは関係のない動きをしているので、株価操作とはこういうものかと傍観しております。 むしろ現実問題どうすれば使い過ぎないかの議論が大切です。
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アデュカヌマブと同じ運命ですよ ================================ アデュカヌマブ承認に至る臨床試験は、次のように行われました。 ◎参加者はMCI(軽度認知障害)や認知症のごく初期の人1600人 ※MCIとは、簡単に言うと記憶障害を主な症状とした認知症の一歩手前の状態です。 ◎投与量で3つにグループ分け ①少ない量を投与するグループ ②多い量を投与するグループ ③偽薬を投与するグループ この3つのグループのうち、②のグループにおいて ●認知機能低下を22%抑制 ●アミロイドβが59~71%減少 という結果が出ました。 ここだけ聞くと、諸手を上げて喜びたくなるような結果に思えます。 しかし実際は、中間解析の時点で薬の有効性が確認できず、試験を中止しているのです。 かつ、薬はアミロイドβのみに作用するので、アミロイドβによって破壊された神経細胞までは回復できない、つまり、 「失われた認知機能を回復させる薬ではない」 ということです。
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ドナネマブは、レカネマブと同様にAβ(アミロイドβ(Aβ))を除去することで、症状の進行を抑えるねらいがある。投与対象は、アルツハイマー病による軽度認知症と、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の人。症状が進行した人は対象外となる
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議論が迷走されていますので補足しておきます。JADNIで示されている通りアミロイド陽性MCIにおける減点はほぼ記憶(詳細は論理記憶検査)の項目です。その他の項目の進行は主に認知症期です。表を再度確認くださいませ。 つまるところMCIにおける0.47の差はこれが0.5から1に進行する分だけ予防することとほぼ同義ですから、MCIにおいては臨床的には重要と言えます。 また、認知症期ではADASで差を評価する必要があろうかと思います。論文をたくさん読まれて下さい。
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これぐらいは読んだんか? 私が教えてやった論文 オンコだと言ってたからイーライリリーだと 教えたやつ 研究グループは、Aβ の蓄積が始まっているが無症状であり、発症の前駆時期と考えられる「プレクリニカル期」や、認知機能の低下はあるが認知症に至っていない「プロドローマル期」(MCI 期)の AD の人を診断・追跡し、予防・治療法の実現を目指す J-TRC オンサイト研究を 2019年から開始し、2024 年 4 月末の時点で、700 名の参加者に対してアミロイド PET スキャン、血液バイオマーカー測定等の検査を行ってきました。今回、474 名の血液検体を対象に、質量分析法を用いた Aβ(1-42) (以下 Aβ42)や Aβ(1-40) (以下 Aβ40)の測定(島津テクノリサーチ 社に委託し測定)、Meso Scale Discovery プラットフォームを用いたスレオニン 217 リン酸化タウ(p-tau217)(イーライ・リリー社研究所との共同研究により測定; 注 2)を定量し、測定結果や臨床データを組み合わせることにより、脳アミロイド検出の標準となる PET 画像の視覚的診断結果をどの程度正確に予測できるかを検討しました。 //www.m.u-tokyo.ac.jp/news/PR/2024/release_20240523.pdf
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そう思わないがついてるけど、これ読んでみw 研究グループは、Aβ の蓄積が始まっているが無症状であり、発症の前駆時期と考えられる「プレクリニカル期」や、認知機能の低下はあるが認知症に至っていない「プロドローマル期」(MCI 期)の AD の人を診断・追跡し、予防・治療法の実現を目指す J-TRC オンサイト研究を 2019年から開始し、2024 年 4 月末の時点で、700 名の参加者に対してアミロイド PET スキャン、血液バイオマーカー測定等の検査を行ってきました。今回、474 名の血液検体を対象に、質量分析法を用いた Aβ(1-42) (以下 Aβ42)や Aβ(1-40) (以下 Aβ40)の測定(島津テクノリサーチ 社に委託し測定)、Meso Scale Discovery プラットフォームを用いたスレオニン 217 リン酸化タウ(p-tau217)(イーライ・リリー社研究所との共同研究により測定; 注 2)を定量し、測定結果や臨床データを組み合わせることにより、脳アミロイド検出の標準となる PET 画像の視覚的診断結果をどの程度正確に予測できるかを検討しました。 //www.m.u-tokyo.ac.jp/news/PR/2024/release_20240523.pdf
Re:あと、レカネマブの進行抑制効果…
2024/06/08 08:46
こうなることは分かっておりましたが、その他の皆様へ。 CDR0.5は軽度認知障害レベル、CDR1は初期認知症を表します。2は中等3は重度ですね。 記憶障害の項目しか落ちないCDR0.5のMCI対象車の中で18ヶ月で0.45の差がつくということは即ち軽度認知障害から初期認知症へ移行を防ぐものと同程度とお考え下さいませ。 後方視的にはこの試験は軽度認知障害、しかもアミロイド陽性で記憶障害のある方の試験ですからもっと限定すればさらに差がついたと思われますが、CDR-SB総点での評価はアデュの結果をもとに、要求された盲検主要評価項目なのでしょう。 それでも有意差がついたわけですから寧ろ保守的な結論だと思います。 反ワクの方も色々な表現でお気持ちを表明されますし、何度専門家が説明しても現在も尽きることがありません。ここの一部の方々も同じでしょう。ご苦労はいかばかりかと存じます。