ここから本文です

投稿コメント一覧 (5コメント)

  • >>No. 378

    利益剰余金の減少です。
    =純資産の減少(財務内容悪化要因)
    =現金の減少(外部流出)

    CF計算書から、
    在庫の増加・支払債務の減少・純利益を超える配当金支払等により、現金等が半減しているが、資金繰りができる限り(たこ足)配当は続けられる。
    …高配当維持の呪縛…

    > ところで質問。たこ足配当と聞いてるけど、原資ってどこから出てるの?ずっと疑問だった

  • 返信有難うございます。

    財務マンなら、Core営業利益・EBITDA云々で業績の改善・債務圧縮が進んでいる……、等々の表現になると思います。私は、少しばかり決算書が読めるリタイア・リーマンです。

    数値は、各期の決算短信や作成日2022/09/16の四季報からです。
    今期5,000億円削減は、
    武田、負債返済前倒し 今期5000億円: 日本経済新聞 (nikkei.com)
    2022/6/3です。

    Bigbanbanさんの「株式配当複利論」は、「なるほど」と、目から鱗でした。
    今後も、示唆ある投稿、楽しみにしています。

  • 利子負債の返済について(長文・数字の羅列で陳謝)

    23/3期予想 純利益3,070億円(配当2,800億円、自己株等で外部流出。返済原資にならない)
    24/3期予想 純利益2,980億円(同じく、返済原資にならない)
    19/3期 有利子負債5兆7,510億円…a (シャイアー買収時の決算)
    22/9期 有利子負債4兆7,366億円…b (円安により帳簿価格は22/3期より増加)
    a-b=1兆144億円(ほぼ非中核事業・アリナミン等の事業売却資金を充当、当初のスタンス)

    22/3期の数値
    有利子負債の完済
    設備投資1,860億円…① 減価償却5,831億円…② 有利子負債4兆3,455億円…③
    ③/(②-①)=10.9年

    経常(正常)運転資金を考慮
    棚卸資産8,531億円…④ 売上債権6,964億円…⑤ 仕入債務5,162億円…⑥
    経常運転資金=④+⑤-⑥=1兆333億円…⑦
    要返済(設備資金相当)有利子負債=③-⑦=3兆3,122億円…⑧
    ⑧/(②-①)=5.7年

    ②-①=3,971億円の全額を返済原資にすると、今後とも不可避な買収案件に社債発行・借入・株式交換等が必要となる。
    よって、純利益が返済原資とならない現状では、経常運転資金を考慮しても10年程度(推測、毎期2,000億円程度の返済・無理のない返済)はかかるのでは?

    (設備資金が5~10年で完済できると言うことは、全く問題のない債務といえる。しかし、市場の評価はそうでは無い様子)

    今期5,000億円削減し、債務圧縮を加速させるとの報道もあり、3Qや今後の決算を注視したい。
    要は、決算書に反映されることが必要と考える。

  • 今回の配当金支払で1.4千億円、年間では2.8千億円の現金が外部流出。
    シャイアー以降も、高い配当性向が続いている。これが、シャイアー後の財務内容が改善しない要因ともいえる。
    株価については、二分の一に希薄化された株なので、今の財務内容であれば3千円台が妥当と思える。

    前向きなIRでは、株価に継続的な影響がないことは経験済み。
    シャイアー以前の株価に戻るには、創薬が決算書に反映し、継続的に配当性向が50%程度(利益剰余金の拡充=有利子負債の圧縮)になることが必要であろう。

    それには相当な時間を要するが、配当金のジレンマにより減配の懸念はまず無いので、配当銘柄として長期保有が賢明と思える。

  • 改めて、5年チャート・日経比較を眺めると、シャイアー買収報道後、株価の低落は明らか。
    今さらでもないが、買収原資6.8兆円(円高により支払は6.2兆円)は、金融機関短期借入(3.8兆円、社債に乗換)と新株発行・株数倍増(3.1兆円、支払配当金1.4千億円から2.8千億に倍増)にて調達。

    株価低落要因は、買収効果が発揮できず現状では創薬に至っていないこと、高い(異常な)配当性向が続いており有利子負債の削減が遅れていること、希薄化された株式であること、等であろう。
    言い換えれば、180円配当を堅持(約束ごと)していることが、株価の足枷になっているとも言える。

    配当を維持しながら、債務削減を加速することの困難さ、これが市場の評価と思える。

本文はここまでです このページの先頭へ