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投稿コメント一覧 (3コメント)

  • 【服部社長はダンディかもしれないが・・・3】
    いい加減に飽きてきたし、読まれる方も同じと思うので、これで終わりにします。
    ★3:服部弘信氏・㈱服部・セーフティライフネット㈱
    有価証券報告書を調べるついでに、当社関係書類をのぞいたら、9月6日付変更報告書を見つけた。
    斜め読みした限りでは、服部社長夫妻の保有株式を(多分)資産運営会社の㈱服部に譲渡したらしい。
    会社のオーナーが保有株式を資産運営会社に移すのはよくあることで、当社の開示もなく、ヒッソリと行われて点を除けば、気になる点はない。
    興味ついでに、㈱服部代表者である服部弘信氏について検索してみた。氏は、恐らく服部社長のご親族だと思うが、それ以上の期待はしていなかった。
    だが、案に相違して、「セーフティライフネット㈱」という会社の代表者で「服部弘信」氏というのがヒットした。
    同社はアットホーム加盟店の不動産会社である。
    同姓同名かとも思ったが、同社と㈱服部の住所が極めて近い。
    恐らく、㈱服部代表者の服部弘信氏が経営する会社であろうと推察した。
    同氏が会社経営をするのは全くの自由だが、上場会社の大株主であり、恐らく服部社長の親族である同氏が上場会社と同じ事業=不動産業を営んでいることに引っかかるものを感じた。
    表には出ないが、物件情報や取引先の融通、資金調達における口利きなどで、服部社長は「利益相反」行為や「会社への忠実義務」を誠実に履行しているといえるのだろうか?
    疑問を持たれたら総会で服部社長に尋ねられたらいかがでしょうか?

    総会当日は、好天に恵まれるようです。総会が、株主にとって有意義で、楽しめるものになることを祈っています。

  • 【服部社長はダンディかもしれないが・・・2】
    ★2:従業員数に対して多すぎる役員数
    FISCOのレポート「事業概要 (3)特徴 b」少数精鋭による効率的な経営」参照。
    「謳い文句」は一応疑ってみる癖があるので、役員数の観点から不動産業他社と比較してみることにした。結果は以下。
    数値は各社の直近の有価証券報告書による。売上高と従業員数は連結。売上高の単位は百万円。

    アーバネット:売上高17,704従業員数37役員数11役員1名当り従業員数3.36
    明和地所:売上高45,145従業員数458役員数9役員1名当り従業員数50.89
    日本エスコン:売上高27,705従業員数106役員数9役員1名当り従業員数11.78
    リベレステ:売上高7,76従業員数37役員数8 役員1名当り従業員数4.63
    ディア・ライフ:売上高7,750 従業員数45役員数10役員1名当り従業員数4.50
    コーセーアールイー:売上高7,918従業員数73 役員数8役員1名当り従業員数9.13
    サムティ:売上高38,458従業員数157 役員数11役員1名当り従業員数14.27
    プロパスト:売上高12,532従業員数38役員数10役員1名当り従業員数3.80
    THEグローバル社:売上高27,478従業員数171役員数8役員1名当り従業員数21.375

    当社は、従業員数に対して役員数が多過ぎる“非効率な経営体制”であると思われる。この数で効率的な経営判断が可能か甚だ疑問に思う。
    憶測だが、経営者が取締役会で安定多数を確保する為に役員数を増やしたのかもしれない。
    特に社外役員は、経営者との人的関係(同窓、同郷、恩師など)を確認しないと、ガバナンスの向上や経営のチェックに貢献せず、経営者に付和雷同することがあるのは不祥事発生事例が示すとおり。
    総会に出席される方は、特に社外取締役に「どうようにガバナンスの向上、経営への社外意見の反映に貢献したか?」を直接質されるのも一興と思います。
    当然ながら、服部社長にもオーバーヘッド削減についての見解を求めることが必要でしょう。

  • 【服部社長はダンディかもしれないが・・・1】
    今年の株主総会には都合が合わずに出席できません。
    資料がそろってきたので、眺めて気になる点を暇潰しに調べみました。
    総会に出席される方にご笑覧いただければ幸いです。

    ★1:子会社の経営成績
    モーシングスターのインタブー「第19期を終えて」によれば、子会社実績は「中古買取再販37戸と戸建て分譲4戸」と服部社長が語っている。これを基に子会社の売上高を推測したのが下記。

    中古買取再販 平均売価35,000千円 37戸 売上高1,295,000千円
    戸建て分譲 平均売価55,000千円 4戸 売上高220,000千円
    合計 41戸 売上高1,515,000千円

    中古マンション売価は、東京23区内築10年80㎡の平均5千万から6千万の間らしい。バラツキをみて平均売価3.5千万、戸建て分譲は「C棟販売価格5,780万」の資料を見つけたので平均売価を5.5千万として試算した。
    別に日本証券新聞インタビューで服部社長が「(子会社を)売上高20億から30億に育てたい」と語ったことを合わせると子会社の売上は10億から15億前後と愚考した。
    だが、招集通知を見ると連結と単体との売上高の差が少な過ぎる。
    有価証券報告書により簡単に連結と単体の差を出したのが以下。単位千円

    売上高:連結17,704,619単体17,332,993差額(子会社売上)371,626 子会社売上高の割合2.10%
    経常利益:連結1,720,407単体1,713,476差額(子会社の経常利益)6,931 子会社経常利益の割合0.40%
    当期純利益:連結1,139,499単体1,128,230差額(子会社の純利益)11,269 子会社純利益の割合0.99%
    純資産額:連結5,869,296単体5,876,070差額▲ 6,774
    株主資本合計:連結5,858,960 単体5,865,734 差額▲ 6,774

    子会社の売上高・利益貢献率の低さと、資産の差のマイナスが明らかである。日本証券新聞インタビューで、社長は「子会社が黒字化した」と語っているが、実際は資本金を食い潰し、親会社の支援で《単体黒字化》させだけではないのか?(現役の頃の経験から憶測)
    総会では、子会社の実態、当初の経営計画との差異の理由、対策について納得のゆく説明を求められてはいかがでしょうか?

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