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  • モデルナ社製ワクチン用冷凍庫 燕市のメーカー出荷で式典
    04月16日 15時14分

    新型コロナウイルスのワクチンの輸送などに用いる、燕三条地域の金属加工技術を生かした冷凍庫の生産が本格的に進み、16日、燕市で記念の式典が開かれました。

    燕市の家電メーカーが手がけたのは、アメリカの製薬会社モデルナが開発したワクチンの輸送や保管に用いる冷凍庫です。
    国や製薬会社から合わせて1万台を受注し、去年12月から本格的に生産を始め、今月上旬仕上がったことから、16日、記念の式典が開かれました。
    このなかで野水重明社長は、生産に協力した地元企業の関係者などを前にあいさつし、「燕三条地域の技術が集結して完成にこぎつけることができました。これからも『ワンチーム』となって立ち向かっていきたい」と感謝のことばを伝えました。
    そして、660台の冷凍庫を積んだ2台のトラックが、拍手で送られながら出発しました。
    この冷凍庫は内部の温度を1度単位で調整でき、車から電力を得て輸送中もワクチンを冷やし続けることができます。
    当初の想定を上回る発注が寄せられたため、メーカーは部品の供給を担う地元企業などと連携して増産態勢を整え、通常の10倍近いペースで生産にあたったということです。
    モデルナが開発したワクチンは、承認に向けた日本政府の審査が続いています。

  • 武田/モデルナ社ワクチンのゴールドチェーン構築に採用されたディープフリーザー(SC₋DF25WL)
    4月16日本社にて10時30分より
    1万台出荷式が行われる。

  • 家電メーカーのツインバード工業は2021年2月、厚生労働省に新型コロナウイルスワクチンの運搬庫5000台を納品した。同社によると、温度管理をしながらワクチンを運ぶ製品は他にないという。20年来の研究開発が役立つこととなった。
    「毎日が緊張の連続」とツインバード工業の野水重明社長は語る。厚生労働省への納品を終えたばかりだが、新潟県燕市の工場では急ピッチで製造が続く。続いて武田薬品工業へ5000台を納品する。

    ツインバード工業の野水重明社長
    同社がワクチン運搬庫を受注できた理由について、野水社長は「超低温まで冷却できるだけでなく、極めて精緻な温度制御が可能。それから、軽量、コンパクトでポータビリティーに優れている点が他社製品にはない。これらの点で、独自の性能を評価いただいた」と説明する。
    倒産寸前でも開発あきらめず
    開発が始まったのは02年。ワクチン運搬庫に使用されたのは、スターリング冷凍機と呼ばれるヘリウムガスを使用した環境にやさしい冷却システムだ。従来のコンプレッサー方式にはない画期的技術で、極低温までの冷却が可能。精密な温度制御に加え、軽量、コンパクトで振動にも強い特徴を持つ。野水社長の父であり、工学系の研究者だった野水重勝前社長が「他にはない技術を世の中の役に立てる」と開発投資を開始した。過去には大手企業が量産化を断念している。
    ツインバード工業でも実用化に時間を要した。途中、会社が5期連続で赤字を出し倒産寸前だったこともある。しかし「独自の技術」にこだわり、開発の手は止めなかった。父と同じく研究畑で育った野水社長も11年の就任以来、スターリング冷凍機の開発である「フリーピストン・スターリングクーラー(FPSC)」事業を社業の軸の1つに据えた。事業自体が黒字化したのは13年だ。
    これまでに宇宙航空研究開発機構(JAXA)や米国企業への納品実績がある。「こうした実績によるものかは分からないが、厚生労働省から新型コロナウイルスワクチン用の運搬庫製造についての打診があった」(野水社長)
    当初その内容を聞いた野水社長は、「到底できるわけがないと思った」。極めて短期間に、経験したことのない数を納品するだけでなく、新規開発も伴う。ツインバード工業にとってはリスクだらけだ。

    工場での製造の様子と米モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの運搬庫
    数カ月間で納品
    従来の生産台数は年間で300~400台だ。しかし月間4000台を製造しなければならない。また、温度を計測してデータを取り込む温度ロガー(記録計)や、医療施設で使いやすくするための装置など、オプション機能を追加する必要があった。
    量産のためには、設備投資や人員確保も必要だ。緊急会議を開き、財務担当役員や開発本部長らと議論を重ねた。シミュレーションを重ねて彼らから出てきた言葉は、「期日までに納品できるかは確約できない。でも、社長、やってできなくはないかもしれない」
    「確率は6割だった。もし慎重な会社だったら受注しなかったと思う」と野水社長は語る。
    心を揺さぶられたのは、厚生労働省で初めて現場の担当官と対面したときの言葉だ。朴訥(ぼくとつ)な担当者が、「1億2000万人の国民の命を守るためにやっている」と口にした。他にはない技術だ。自分たちがやるしかない。
    厚生労働省がある霞が関から帰る電車の中で「長年投資を続けてきたスターリング冷凍機の技術がとうとう人の役に立ち脚光を浴びるときがきた」という実感が湧いた。隣にいた役員に「これからご苦労をおかけします」と小さな声で話しかけると、「20年前に開発投資を英断した先代が本当に喜んでいますね」とうっすらと涙を浮かべていた。
    失敗すれば、会社の命運にかかわる。20年10月末に4億円を投資して、敷地内に製造ラインを増設した。50人の製造部員に加え、11月末からは関連会社の50人が加わり、100人体制でワクチン運搬庫の製造にあたっている。
    運搬庫の部品作りは約30社が担う。7割が地元の新潟県燕市を中心とする企業だ。残りも国内の企業が担う。「一番精密なエンジン部分は、部品のバラツキが1ミリの千分の一、数十マイクロメートルもない。燕三条の金属加工やプレス加工の技術に支えられている」(野水社長)。共に開発を続けたからこそのワザだ。

  • 武田と厚労省は、生活家電を手がけるツインバード工業などからワクチンの流通や保管のために保冷庫計1万5000台を調達する。武田の5000台はトラック輸送、厚労省の1万台は医療機関などで使われる。

  • 生活家電を手がけるツインバード工業は、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンを運搬・保管する保冷庫約1万台を製造する。同社製ワクチンはセ氏マイナス20度前後で保管する必要があり、このうち5000台前後はワクチンの接種会場となる全国の医療機関などに提供するとみられる。残り5000台は国内流通を担う武田薬品工業に納入する。

    厚生労働省は接種会場で使うモデルナ製ワクチン用の保冷庫を計1万台確保する方針を打ち出している。このうち5000台前後はツインバード工業製を使うと見込まれる。厚労省はほかにPHCホールディングスやEBAC(東京・目黒)、日本フリーザー(東京・文京)から保冷庫の供給を受ける。

    残りの5000台については武田に納入する。武田はモデルナ製ワクチンの国内流通を請け負っており、主にワクチンを卸倉庫から医療機関へと運ぶトラックに搭載して使う予定だ。

  • 従来のゴールドチェーンの輸送や病院・クリニック・公共施設などのワクチン接種施設の多くはごく低温対応の機器を備えていうないため、新たなじゅようが期待される。

  • 2月~4月予定で基本契約を締結したということ。
    スーパーでモノ買ってくるような訳にいかんのじゃ・・・

  • ▼ IR ニュース一覧ページ
    http://www.twinbird.jp/news/list.php?category=9
    最新の公開情報はこちらからご確認いただけます。

  • No.1052 強く買いたい

    読売新聞では 新型コロナ…

    2020/12/14 13:07

    読売新聞では

    新型コロナのワクチンは複数のメーカーが開発を進めており、製品によっては低温の管理が必要になる。国は氷点下75度を保てる冷凍庫を3000台、氷点下20度を保てる冷凍庫7500台を確保する方針で、国は市区町村に1台以上を、人口規模に応じて公平に配分するとしている。

  • ツインバード工業
    国内ワクチン 
    厚労省が超低温冷凍庫1万台配備との報道を材料視

                              トレーダーズ・ウェブ

    複数メディアにおいて10日、厚生労働省が10日、予防接種に関する専門部会を開き、新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種場所は市町村が用意し、原則として予約制で接種を進める方針を提案したと報じられたことが材料。

     報道によれば、超低温でワクチンを保管できる冷凍庫約1万台を各地に配備し、地域ごとに接種日時を割り振るなど大人数に滞りなく対応できる体制をめざすとしている。これを受けて、「フリーピストン・スターリングクーラー(FPSC)」を取り扱う同社に買いが入っている。

  • ニュースで報道されています。


    新型コロナのワクチンは複数のメーカーが開発を進めており、製品によっては低温の管理が必要になる。国は氷点下75度を保てる冷凍庫を3000台、氷点下20度を保てる冷凍庫7500台を確保する方針で、国は市区町村に1台以上を、人口規模に応じて公平に配分するとしている。

  • ★新型コロナワクチン、開発競争の裏でもう一つの課題 極低温輸送の準備急ぐ航空各社
    航空各社がこのところ忙殺されているのが、極低温輸送・保管施設の準備である。運ぶものはファイザーとモデルナが開発するCOVID-19ワクチンだ。最初に流通する可能性が高い両社のワクチンだが、いずれも極低温での輸送・保管が必要となる。
    ★ドライアイスでは限界あり
    だが、ワクチン輸送における難問の1つは、航空機では限られた量のドライアイスしか運べないという点だ。ドライアイスは凍らせた二酸化炭素であり、時間が経つにつれて気体に戻り、機内の呼吸可能な空気を追い出してしまうからだ。
    DHLが作成したワクチン輸送に関する白書によれば、ワイドボディの航空機の場合、どの機種でも、冷蔵・断熱コンテナで運搬可能なドライアイスは最大で約1トンだという。

  •  米製薬大手ファイザーが9日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて臨床試験で高い有効性を示したと発表した。ただ、このワクチンは非常に低い温度での管理が必要と伝わっており、これを受けて輸送や保管する際にそうした設備の需要が高まるとの思惑から、「冷凍冷蔵設備」が注目されているようだ。

     株式市場では、超低温の保冷庫を手掛けるツインバード工業に物色の矛先が向かった。ただ16日に、標準的な医療用冷蔵庫で保管が可能な米モデルナ製の新型コロナワクチンが臨床試験で高い有効性を示したと伝わると、翌17日には一転ストップ安となるなど値の荒い動きとなっている。きょうは、東証による信用規制強化を嫌気した売りが出ている。

  • ツインバード---ストップ高買い気配、米社からのフリーザーボックスの受注を材料視

    11:52 配信 フィスコ

    現在値
    ツインバド 615 ---

    ツインバード<6897>はストップ高買い気配。FPSC事業における米Global Coolingからのフリーザーボックス受注獲得を発表しており、材料視される展開になっている。初期ロットとして前期販売台数の約2倍に相当する1000台の新規受注を獲得、バイオ医薬品の保管や輸送など、ワクチンの保管と流通に使用することを目的としたシステムに組み込まれるようだ。ほかにも海外企業を中心に数多くの引き合いとしており、今後の業績への寄与が期待される形に。《FA》

    フィスコ

    最終更新:10/26(月) 11:52

  • <6897> ツインバード 735 -36
    大幅反落。第三者割当による第1回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行を発表している。当該新株予約権発行に伴う潜在株式数は180万株、当初行使価額は764円で、下限行使価格は459円とされている。調達資金は約13.7億円で、FPSC事業への先行投資、並びに、借入金の返済などに充てるもよう。潜在的な希薄化率は20%となっており、将来的な希薄化を警戒視する動きが優勢になっている。

    > どんどん成長してくれ!
    > そして世界を救ってくれ!

  • 日本経済新聞 2020年6月22日 13:33
    <東証>ツインバードが一時ストップ高 ワクチン保冷庫で「火柱が上がる」

    新型コロナウイルスの影響が長期化する中、生活家電が主力のツインバード工業のある製品に海外から注目が集まっている。ワクチン輸送専用の保冷庫で、オーストラリアから例年の年間受注の約2倍分の注文が1カ月で入った。北米向けの引き合いも強い。今後もさらに伸びるとみており、新潟県燕市で培った金属加工技術でコロナ対応への貢献を目指す。

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