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投稿コメント一覧 (5コメント)

  • CCRCは今後も地方創生として石破地方創生担当大臣が率いて頑張ってくれるだろう。
    もう少しだけ全力ダッシュで走ってくれ。

  • 【次回予告】「老後のことは一番考えたくない」 ホリエモン流の将来観とは? 10/13(火)公開予定!

    賢人論。(けんじんろん)は、「みんなの介護」がお送りする特別インタビュー企画です。様々な業界の第一線で活躍する“賢人”の皆さんに、介護業界の現場を取り巻く問題、将来の展望について、また自身の介護経験についてなど、介護にまつわるあれこれについて、自身の思いを忌憚なく語ってもらいます。

  • 第一回 賢人論 実業家、堀江貴文

    テクノロジーの発達が超高齢社会を変える

    みんなの介護 でもそのあたりを変えるとなると、先ほどのお話にも出ましたけど、やはり社会制度自体を変えなくてはいけない、という話になりませんか?

    堀江 もちろん社会運動的に変える必要性もありますけど、今はそこまでしなくても自分の生活を変えられるんですよ。なぜならネットツールが発達したから。注文すればなんでも家に届くし、外に買いに行く必要がない。バリアフリーのアパートも増えているし、コミュニケーションはFacebookなどのSNSがありますよね。SNSを覗けば、いろんなイベントが開かれているわけです。そこに自分から足を運べばいいんですよ。僕、このあいだ元部下の結婚式に行ってきたんですけど、そいつが奥さんと知り合って結婚したきっかけは、彼がFacebookで立てたイベントに奥さんが参加したからだと。そういう時代なんですよね。

    知っている人がいないパーティーでも、足を運べばいい。そこで話をして、友達を作ればいい。そういうことやってると、まずボケないですよ。

    みんなの介護 ただ現状は、SNSなどネットツールを使いこなせない高齢者が多いかも、と思うんですが……。

    堀江 なぜ「使いこなせない人が多い」という話になるか、がおかしいと思うんです。だってスマホやタブレットってめっちゃ使いやすくないですか? 単純な思い込みで、自転車に乗るのと一緒。自転車ってみんな、最初は「倒れちゃうじゃん、これ」って思いますよね。でも練習すればみんな乗れるようになる。それに近いですよ。

    みんなの介護 普及するにともなって、リテラシーも必要になってきませんか?

    堀江 そんな必要ないと思いますよ。タブレットやスマホを使うのは、高齢者でも全然大丈夫だと僕は思います。特別なことでも何でもないですから。

    みんなの介護 そうなると堀江さんは、高齢者向けコンテンツビジネスの可能性とか考えませんか?

    堀江 だから、そこで“高齢者向け”っていう風に限る必要はないと思うんですよ。逆に聞きたいんですけど、高齢者になって出来ないことってなんですか? と。「高齢者はアビリティが低い」と決めつける、その考え方自体がダメだと思うんです。ターゲット層とかコンテンツの内容を高齢者に向けて……とか、合わせなくていいんです。僕はそう思いますよ。

  • 第一回 賢人論 実業家、堀江貴文

    インターネットやSNSが進んでいる今の時代、高齢者が同世代で固まる必要はない

    堀江 僕、教育制度の問題もあると思うんですよね。おかしいと思うんですよ、小学校とか。家族と過ごすよりも長い時間を6年間、同じ世代の子供たちと同じメンバーで過ごすわけですよ。異常でしょう?

    みんなの介護 そう言われると、そうかもしれませんね。

    堀江 これは何のためのシステムかというと、軍隊を作るためのシステムなんです。国民国家の義務教育制度は全部そのために作られてますし、日本は明治維新の時に導入したその制度をずーっと使い続けているわけです。今の日本の義務教育というのは「あなたは日本人です、国を守らなくてはいけませんよ、男子は軍隊に入りなさい」という考え方から成り立っている。だから同じ世代の人達と集団生活をして、規律ある行動をとれるような人格を形成するんです。これは国のため、軍隊のためなんですよね。

    でも今はグローバル化が進んで、インターネットやSNSが進んでいる時代です。同世代で固まる必要はないんですよ。でもずーっとそういう教育をされてるから、同世代と居たほうが楽だと思っちゃうんですよね。

    みんなの介護 なるほど……。

    堀江 同世代とばっかり一緒にいるから、余計ボケるんだと思いますよ。若い子たちと交流してたらなかなかボケないです。僕の周りにいる老人ってそんな人多いですよ。80歳になるのに毎日ワイン飲んで、若い30代の彼女とか作ってたり(笑)。

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